2013年6月7日金曜日

塩屋俊さん、早過ぎます......





マダム・エヴァンジェリストからの報せ(メール)に、エヴァンジェリスト氏は動転した。

塩屋俊(しおや とし:本名=塩屋智章[しおや のりあき])さんが、亡くなられたのだ。

急性大動脈解離の為、2013年6月5日、公演先の仙台で急死されたのだ。

塩屋俊さんは、ご存じない方もあるかもしれないが、俳優にして映画監督である。また、アクターズクリニックという俳優養成所も主宰されていた。

俗な言い方をすると、実力派ではあるものの、超有名な俳優、監督ではない。

しかし、「おしん」や「釣りバカ日誌」にも出演されていたので、顔を見ると、「ああ知っている」という方も少なくはないであろう

56歳である。早過ぎる。

しかし、エヴァンジェリスト氏は何故、塩屋俊さんの訃報に動転したのか?

まだ石原プロ入りしてもいない「一般人」のエヴァンジェリスト氏と、俳優、監督の塩屋俊さんに何の接点があったというのか?

塩屋俊さんの奥様が、エヴァンジェリスト氏の会社の同期であったのだ。また、ご夫婦揃って、エヴァンジェリスト氏の大学の後輩でもあったのだ(エヴァンジェリスト氏は、「寄り道」をしていたので、奥様は大学の後輩だが、会社では同期となったのだ)。

奥様を通して塩屋俊さんとも知合いになり、マダム・エヴァンジェリストと一緒に舞台公演を見に行く等するようになったのである。

近年はお会いすることもなくなっていたが、それでも、エヴァンジェリスト氏は塩屋俊さんの活躍をニュース等で追っていたのだ。

奇しくも本年(2013年)の6/5に、テレビ東京で「ふたたび swing me again」という映画が放映され、録画したばかりであったのだ。

「塩屋くん、頑張ってるな」

録画しただけで、まだ見てはいないが、エヴァンジェリスト氏はそう呟いた。

塩屋俊さんの監督作品であったのだ。

ジャズ・トランペッターであったハンセン病回復者(財津一郎)がバンド仲間探しの旅に出る、という社会派映画らしい。

硬派である。

石原プロ入りし、俳優としてもプロデューサーとしても石原プロを立て直す等と巫山戯たことをのたまっている軟派なエヴァンジェリスト氏とは、対局にいた人であった。

対局にいる存在ではあったが、エヴァンジェリスト氏にとっては、常に意識する存在ではあったのだ。

昨年(2012年)のミスター・シューベルトに続き(参照:アナタは妖精を見たことがあるか?!)、「近しい」人が亡くなったのだ。

しかも、二人ともまだ60歳、56歳と、「向こう」に行ってしまうには早過ぎ、だ。

「次は自分か」、と59歳のエヴァンジェリスト氏は思う。いや、エヴァンジェリスト氏よ、安心せよ。早生するのは、勝れた人なのだ。




2013年6月5日水曜日

【猪木さんと決別?】でも、参院選には出ない、多分。




「アナタは、知っていたのですか?」

最近、行方をくらましていたエヴァンジェリスト氏が、久々に私の前に現れたので訊いてみた。

猪木さん(アントニオ猪木)が、来る参議院議員選挙(2013年)に日本維新の会から立候補するというニュースが流れている。

「猪木さんの参院選出馬のことをアナタは知っていたのではないですか?」
「・・・」
「アナタが2月から行方知れずになっていたことと、関係あるのですか?裏で画策していたのですか?アナタが現れないから、このBlogも4ヶ月近く更新できなかったではないですか。Mr. Civilizationに怒られてしまいましたよ」
「・・・」
「アナタが仕掛人なんですか?」
「五月蝿い。事務所を通してくれ」
「アナタが黒幕になって、ハシモトやシンタローと猪木さんを結びつけたんですか?アナタと石原プロの関係からすると........」
「あんな奴らと仲間にするな!
「ってことは、アナタは関係ないんですか?」
「猪木さんには、アイツらと……いや、事務所を通してくれ」
「猪木さんと決別ですか?」
「アイツらやアベに日本を任せる訳にはいかぬ」
「安倍晋三とは同級生でしたよね」
「ただの同い年だ。同い年であることが恥ずかしい。このままでは日本はますます駄目になる」
「まさか!?…..」
「・・・」
「いよいよ、立ち上がるのですか?」
「ノー・コメントだ。事務所を通してくれ」
「日本維新の会から出馬する猪木さんと決別して、ついにアナタ自身が、参院選に出るのではないですか?」
「ノー・コメントだ。事務所を通してくれ」

「ノー・コメントだ。事務所を通してくれ」とは云うものの、出馬するのか、と訊かれ、満更でもないようだ。

しかし、知っているのだ。エヴァンジェリスト氏は、結局は今回もまた、立ち上がりはしないのだ。参院選には出ない、多分。この意気地なし!