2013年2月13日水曜日

【モヤさま】後任は、真麻?




「そう来たかあ…..東京12チャンネルもなかなかやるなあ」

またまた、エヴァンジェリスト氏が訳の分らぬことを云い出した。

「東京12チャンネルではなく、テレビ東京でしょ」

先ずは、間違いの訂正から入ってみた。

「最近、テレ東(てれとう)なんて皆、云っているようだが、直ぐ言葉を省略したがる傾向をワシはよしとしない」

確かに安易に言葉を省略するには私も好まないが、それとこれとは問題が違う。

今や、東京12チャンネルというテレビ局は存在しないのだ。デジタル化され、チャンネルも「12チャンネル」ではなく「7チャンネル」なのだ。テレビ東京は。

「まあ、東京12チャンネルでも、テレビ東京でも、テレ東でもいいですが、何がなかなかやるなあ、なんですか?」
「マーサだ」
「マーサ?」
「そうだ、真麻だ。ヒデキさんちのな」
「ヒデキさん?西城秀樹ですか?」
「ばっかもん!ヒデキと云えば、高橋英樹だ。日活で裕さん(石原裕次郎)の後輩だった高橋英樹さんだ」
「ああ、高橋英樹の娘の高橋真麻ですね。フジテレビのアナウンサーの」
「今はまだフジテレビ所属だがな」
「今は?」
「君は知らんのか?」
「えっ?」
「真麻はこの(2013年の)3月でフジテレビを辞める」
「へえ、そうなんですか」
「君は相変らず何も知らんのだな」
「アナタがテレビ・芸能界情報に詳しすぎるんですよ。で、真麻がどうしだんですか?」
「東京12チャンネルが引き抜いたんだな、多分」
「テレ東に移籍ですか?」
「いや、東京12チャンネルの所属になる(要は、転職)ということではあるまい」
「では、一体、どういうことなんですか?」
「君はまだ分らんのか?」
「ええ、分りません、さっぱり」
「モヤさま、だ」
「はあ?」
「大江の後任じゃよ」
「モヤさまの大江麻理子の後任は、アナタではなかったんですか?(参考:【モヤさまに衝撃】大江降板、後任はアナタですか?
「正式に決っていた訳ではない」

正式にも、正式にではなくでもなく、エヴァンジェリスト氏がモヤさまのレギュラーになるなんて話、元よりないはずだ。相変らず目出度い人だ。

「三村と大竹は嫌がったはずだ、ワシと組むのはな」
「アナウンサーでもなく、女性でもないからですか」
「女性のアナウンサーの後任は、また女性アナウンサー、と考えるようでは駄目だ。そんな固定観念に縛られていては天使になったミスター・シューベルトに怒られるぞ(参考:アナタは妖精を見たことがあるか?!
「三村と大竹は何を嫌がるんですか?」
「ワシに食われることをな」
「まあ、そんなことはどうでもいいんですが、大江麻理子の後任は本当に高橋真麻なんですか?」
「いずれ分る」

予言者然として云うエヴァンジェリスト氏振る舞いを好きではないが、確かに「3月一杯でNY転勤」と「3月一杯で退職」というのは、符牒が合ってはいる。





2013年2月10日日曜日

【アド街に衝撃】大江降板、後任はアナタですか?








【プロの旅人 VS  プロの旅人】


「アド街(アド街ック天国)までは無理だが、まあ、『モヤさま』なら一種の旅番組だから、プロの旅人のワシに相応しいと云えば相応しいからな。なあ、キミ」

油断していたら、こちらに振ってきた。

私も一緒に出張していたが、キタグニカラキタ・カミは元々はスパイなので迂闊なことを云うまいと、できるでるだけ口をつぐんでいたのだ。

エヴァンジェリスト氏はエヴァンジェリスト氏で、話に巻込まれると面倒臭い人間なので、かかわらないよう、私は独りコーラを飲んでいたのだ。

しかし、キタグニカラキタ・カミに相手してもらえないとなり、エヴァンジェリスト氏は私に目を付けて来たのだ。

「アド街だって、各地の街の紹介なんですから、一種の旅番組ではないですか?」
「まあ、理屈ではそうなんだが、アレにはアイツが出ているからな」
「アイツ?」
「ミネじゃよ」
「あぁ、峰竜太ですか?」
「ミネと共演する訳にはいくまい」
「意味が分りません」
「勘の鈍い奴だ。ミネは以前、裕さんのところにいたんだ」
「裕さん?」
「三平師匠の縁だ」
「ああ、林家三平ですね。先代の。峰竜太は林家三平の娘婿ですね。裕さんは、石原裕次郎のことですか。でも、林家三平と石原裕次郎の関係って?」
「そんなことも知らんのか。二人はとても親しかったんだ。だから、ミネは石原プロに入れてもらったんだ。しかし、ミネは……..」
「しかし?」
「独立の.......いや、それ以上、云わせるな。調べれば分る。アド街の方は、君に任せる」
「はああ?」
「君だってプロの旅人だろ。だったら、アド街のパネラーをやれるだろう」

とんだオハチが回ってきてしまった。

「まあ、やれと云えばやりますけどぉ」



(終り)




2013年2月8日金曜日

【モヤさまに衝撃】大江降板、後任はアナタですか?




【神 VS 伝道師】


「えっ、本当ですか?」

キタグニカラキタ・スパイ氏、いや、キタグニカラキタ・カミ(参照:スパイが神になった日)に衝撃が走った。

久しぶりに一緒に出張に出たエヴァンジェリスト氏から、大阪は心斎橋の居酒屋で聞かされたのだ。

「オーエがニューヨーク転勤だぞ」

テレビ東京の大江麻理子アナウンサーのことである。2013年2月14日付の週刊文春が予告していた通り、ニューヨーク転勤になったのだ。

小谷真生子の後任として、ワールド・ビジネス・サテライトのキャスターになる為の箔付けにNY転勤になる、という噂なのだ。

「えっ、本当ですか?」
「モヤさま(モモモヤさまぁ~ず2)の後任はどうなるのかなあ…..?」
「後任なんてあり得ません」

衝撃に打ちのめされたキタグニカラキタ・カミは虚空を見ながら云う。

「あの運動神経の無さがいいんです」
「後任は、紺野あさ美かなあ」
「さまぁ~ずも、オーエだから味が出せるんです」

キタグニカラキタ・カミはビールを飲むが、味も分らないようであった。

「マジですかあ…….」

「まあ、ワシがやってもいいんだがな」
「はっ?」
「オーエの後は、ワシがやってやっても構わんのだがな」

キタグニカラキタ・カミは出汁巻き卵を口に入れるが、その味も分らないようで、それ以上、エヴァンジェリスト氏の戯言に付合おうとはしなかった。

「アド街(アド街ック天国)までは無理だが、まあ、『モヤさま』なら一種の旅番組だから、プロの旅人のワシに相応しいと云えば相応しいからな。なあ、キミ」


(続く)