ミスター・シューベルトなら、そう語ったであろう。
「『ベッキー』も悪くないけど、どうせ不倫するなら、『まゆゆ』だな、ボクは」
少しはにかみながらも、自分の年齢を考えず(亡くなった時、彼は60歳であった)、語るのだ。
「『ゆきりん』もいいんだけど、彼女は『手越』とああいうことがあったからな」
自分はがこの世を去った後のニュースにも精通しているとは、さすがなミスター・シューベルトである。
「『ベッキー』も同僚の『手越』みたいに軽く、『してないっす、残念ながら、チュチュムは』とでも云えばいいのに」
『世界の果てまでイッテQ!』の同僚ということのようだ。
「『健太』も『イレギュラーなこと』を少々指摘されたからといって動揺しちゃあダメだなあ」
『健太』?『イレギュラーなこと』?......ドジャースに入団が決った前田健太のことか….
「ああ、今は、『えのぴょん』って云うのだったかな」
そうかあ、『ゲスの極み乙女。』の川谷絵音は、本名は『健太』であるようだ。『ベッキー』もだから『ケンちゃん』と呼んだのだろう。
「『えのぴょん』も離婚の仕方を知りたいなら、『うぬぼれ営業』を紹介してもいい。アイツは離婚のプロだからな、協議離婚の。まあ、二人とも『後輩』だしな」
『後輩』?そう、『うぬぼれ営業』氏は、確かに、ミスター・シューベルトの会社の後輩だ。…しかし、川谷絵音は…….
おお、そうなのか。川谷絵音は、ミスター・シューベルトの大学の後輩なのだ。
ミスター・シューベルトの大学で有名なのは他に、同じ『ゲスの極み乙女。』の『休日課長』や『ハマカーン』の『浜谷健司』くらいしか知らない。
いや、『生協の白石さん』も有名であった。
……ああ、ミスター・シューベルトが生きていたら、『ベッキー』と『川谷絵音』の不倫事件で、こんな話を聞けたであろうに、と思うと、今更ながらミスター・シューベルトの『不在』が残念でならない。
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