2011年3月31日木曜日

「愛の反対は無関心なんですよ」

 「愛の反対は無関心なんですよ」

『屈辱と快感.....パン買い占めと批判され』を読まれたワカシショー・ブラック氏がエヴァンジェリスト氏に仰った。

「愛の反対語は、憎しみではなく、無関心なんだそうです。誰かがそう云ってるのを読んだことがあります」

さすがワカシショーである。1日1冊程度、本を読むと云われるだけのことはある。

しかし、エヴァンジェリスト氏も負けてはいなかった。

「それって、多分、宗教的な意味があるんですよ。無関心は、『愛=神』の不在じゃないかと思うんですよ。神の沈黙ではないかと。まあ、神の沈黙って、本当は『無関心=愛の不在』ということではないのかもしれませんが」

エヴァンジェリスト氏は、かつてフランス文学を専攻し、カトリック作家であるフランソワ・モーリアック(François Mauriac)について論文を書いたこともあるのだ。「エヴァンジェリスト」という言葉自体、宗教用語である。

因に、「愛の反対は無関心」と云ったのは、マザー・テレサらしい。

ワカシショー・ブラック氏とエヴァンジェリスト氏、この二人の会話が高尚になってきた。

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