テレビで発表されたアントニオ猪木のあの新技の名前は、そう、「卍固め」(アントニオ・スペシャル)であったのだ。
中学生のエヴァンジェリスト氏は、自身の案が採用されなったことにがっかりしながらも、「卍固め」という名前よりも、「アントニオ・スペシャル」という名前の方に衝撃を受けた。
「こんな名前の付け方もあるんだ!」
その後、ビジネスをするようになり、氏は、氏が販売するシステムの名称に「●●●●スペシャル」という名前を付けた。そして、そのシステムが採用した手法である「●●●●」の考案者である先生に、「いい名前だ」と喜ばれるようになるのだ。
「アントニオ・スペシャル」に学んだのである。
ところで、「卍固め」は猪木さんがゴッチさん(カール・ゴッチ)に教えてもらったということになっている。多分、それは本当であろう。しかし、ゴッチさんが「卍固め」を開発したようにも云われるのは間違っていると思われるそうだ。
「卍固め」は猪木さんが使うようになるもっと前からヨーロッパで使われていた、と「ゴング」(月刊)に書いてあったように記憶しているそうだ。ヨーロッパでは、「オクトパス・ホールド」と呼ばれていた、ということなのだ。
そして、勿論、ゴッチさんはヨーロッパ出身のレスラーである。「オクトパス・ホールド」はご存じであったのであろう。
そして、勿論、ゴッチさんはヨーロッパ出身のレスラーである。「オクトパス・ホールド」はご存じであったのであろう。
しかし、「オクトパス・ホールド」(タコ固め)では、格好悪いし、テレビ的には、「新技開発」、「名称公募」とするのが良かったのであろう。
「オクトパス・ホールド」は、当時の名(迷)レフェリーの沖識名が命名したという情報もあるらしいが、エヴァンジェリスト氏はその説には疑問だそうだ。レフェリーになる前は、レスラーとして名を為していた沖識名であるので、「オクトパス・ホールド」のことは元々知っていて、「ああ、オクトパス・ホールドね」と云ったではなかろうか。それが、沖識名が命名したという説になっているのかもしれないと云う(あくまで推測であるが)。
「オクトパス・ホールド」よりは、「卍固め」の方がずっといい。「横肩車」の方がましかもしれない。
しかし、やはり「横肩車」は恥ずかしい。
恥ずかしいからか、エヴァンジェリスト氏は猪木さんに、昔、氏が名称公募に応じ、「横肩車」(クロス・オーバー・ホイール)と葉書に書いたことは云っていないそうだ。まあ、そりゃそうであろう。
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