2011年5月1日日曜日

アントニオ猪木のあの新技の名称の公募に応じていたエヴァンジェリスト氏(前編)

エヴァンジェリスト氏は、アントニオ猪木のあの新技の名称の公募に応じていた..........

氏が付けた名前は、「横肩車」(クロス・オーバー・ホイール)であった。

どの技のことか分りますか?

.........「卍固め」(アントニオ・スペシャル)です

相手の背中に横から肩車するように乗っかることから「横肩車」と付けたそうです。センスがありませんね。

しかし、仕方がありません。今風に云うと、プロレスファン・レジェンドとも云えるエヴァンジェリスト氏ですが(藤波さんの1歳年下だそうだ)、公募された当時は中学生だったのです。

中学校のグランドで友達にこの技をかけながら、「横肩車だあ!クロス・オーバー・ホイールだあ!」と叫んでいた、まだイタイケナイお子さんだったんです。

ある日のプロレス中継で、猪木が新技を開発したと、ビデオで「卍固め」が紹介され、名前を公募すると発表されたのです(確か、まだ日本テレビでのことであったそうだ。NET[現在のテレビ朝日]ではまだプロレス中継をしていなかったと記憶しているという)。

若きエヴァンジェリスト氏は(中学生でも、多分、まだ1年生であった)、一所懸命考え、考え、考えた。

その結果が、「横肩車」であったのだ。氏には、猪木が相手の背中に横から肩車で乗っかっているとしか見えなかったのだ。

「クロス・オーバー・ホイール」という英文名称も考えたのは、英文名も公募の条件になっていたからであったかと思う、とのことである。

しかし、結果的に、氏の名称は採用されなかった。今や、氏の販売するシステムの多くの名称を氏が付け、「ネーミングの帝王」とも云われる氏であるが、中学生の頃にはこんな「挫折」も味わっているのだ

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