「木村拓哉はそんなに悪いのか?」
驚いた。アノ人だ。
昨年(2016年)3月15日に、『ショーンK』に噛み付く男たち【またはイケメン詐称な男たち】で登場して以来、姿を見なくなってしまい、エヴァンジェリスト氏の行状記といってもいいこのブログも休業状態に追い込まれていたのだ。
そのエヴァンジェリスト氏が10ヶ月ぶりに姿を見せたのだ。
そして、いきなり、こう言い放ったのだ。
「木村拓哉はそんなに悪いのか?」
SMAPが解散に追い込まれたのは、独立することになっていたのを裏切った木村拓哉のせいだと云われ、彼は急速に人気を失ってしまった。
「アナタ、これまで一体、どこでどうしていたのですか?」
「皆、木村君さえ裏切らなければ、と云っている」
相変らず身勝手な人だ。こちらの質問に答えない。
「まあ、確かに、木村拓哉を庇う声もありますがが、彼を非難する声の方がずっと多いように思います」
「しかし、木村拓哉は、本当にそんなに悪いのか?」
「私はSMAPには元々、それほど関心がないので、木村拓哉のことをいいとも悪いとも思いませんが」
「みなに、木村君を非難する資格があるのか!」
「はあ?...ああ、アナタには、木村拓哉以外のメンバーが抜けた後に、石原プロからレンタル移籍し、『うぬぼれ営業』氏とそしてその夫人とで『新SMAP』を構成するのではないか、と云う噂がありましたね」(【SMAP解散!?….しかし】新SMAP誕生?)
「うぬ….いや、それは単なる噂に過ぎなかった。と云うか、ビエール・トンミーの妄想だ」
「アナタは、木村拓哉の側に立とうしていた存在なので、彼を庇うのですね」
「君は相変らず何もわかっちゃいないようだな」
「アナタこそ、相変らず身勝手ではないですか」
「みなは、SMAPの解散の本当の背景、事情を知っているのか?メディアで流されている情報だけで判断しているのではないのか?」
「まあ、私にせよ、他の一般の人たちにせよ、そりゃ、ジャニーズ事務所の中のことは知りようもありませんからね」
「よく知りもしないことを何故、非難できるのだ」
「まあ、そんなものではないですか、普通」
「普通、何が普通なのだ!よく知りもしないことについて軽々に非難され、傷つく人のことを考えたことはあるのか?それに、仮に木村君が巷間云われているように、事務所におもねったとしたのであったとしても、みなに彼を非難する資格があるのか」
「何を云いたいのですか?」
「君は、みなは、会社で上司におもねってはいないのか!」
「私のことは関係ないでしょ!」
「上司の云うことがおかしいと思っても、会社の方針が間違っていると思っても、みなはそれに異議を唱えていないではないのか!」
「間違っている、と云っている人もいるのではないですか」
「そりゃ、中にはそんな者もいるであろう。そんな者が木村君を非難するなら、それは構わぬ。しかし、上司、会社に逆らうこともせず、不満を持ちながらも服従している者が多いのではないのか」
「いや、それは….」
「みなが、ミスター・シューベルトのように、或いは、英米との開戦に反対した堀悌吉のように、正義を貫けているのか!」(戦艦「大和」→山本五十六→堀悌吉→ミスター・シューベルト(その3)、戦艦「大和」→山本五十六→堀悌吉→ミスター・シューベルト(その4-最終回))
「ミスター・シューベルトや堀悌吉は関係なのではないですか」
「あああ、情けない。本当に君は相変らず何もわかっちゃいない。みなが、ミスター・シューベルトや堀悌吉のように正義を貫いているのであれば、日本と云う国は変な方向に向かってはいなかったであろう。日本の会社は、日本の経済は、こんなに衰退することもなかったであろう。日本は、今のような閉塞感に包まれた国にはなっていなかったであろう」
「SMAPのことから、木村拓哉のことから天下国家を語るのは飛躍ではないですか?」
「本当に君は何もわかっちゃいない。SMAPのことも天下国家のことも同じなのだ。自身の生活の中で、長いものに巻かれている者に、木村君のことを非難する資格はないのだ」
「……何を云いたいのか、よく分りませんが、詰まるところ、あなたは、『新SMAP』入りするのですか」
「ノー・コメントだ、事務所を通してくれ」
おお、お得意のセリフだ。エヴァンジェリスト氏は、変らずエヴァンジェリスト氏のようだ。
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