(【スパイの告白】「本当は、日刊スポーツを…..」(その1)の続きである)
「新聞は何になさいますか?中日新聞か日経新聞か中日スポーツがご用意できますが」
と、ホテルトラスティ名古屋栄のフロントの女性に訊かれた時、エヴァンジェリスト氏は、キタグニカラキタ・スパイ氏の告白を思い出した。
そして、その先に、ミスター・ギャクタイソンを思い出したのだ。
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当時………そう、今から10年前(2002年の頃)、ミスター・ギャクタイソンはエヴァンジェリスト氏の部下であり、二人は連日のように一緒に出張をしていた。
その日も一緒に出張し、宿泊するホテルのフロントで(確か、広島全日空ホテル[今のANAクラウンプラザホテル広島]であったかと思う)、訊かれたのだ。
「明朝、お部屋に新聞をお届けしますが、何新聞が宜しいですか?」
「日刊スポーツをお願いします」
ミスター・ギャクタイソンは躊躇なく答えた。
その言葉を聞き、エヴァンジェリスト氏は驚いた。そして、ミスター・ギャクタイソンの希望は叶えられないだろうと思った。
(続く)
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