2012年7月25日水曜日

【5次元空間を飛ぶ】「あっちゃんも一緒だったんですか?」(その3-最終回)





よく我々の宇宙にに似た宇宙が別にある、と云われるが、「5次元空間説」のリサ・ランドール博士は、別の3次元世界(宇宙)は、我々の3次元世界(宇宙)とは全く別のものであると考える方が納得がいく、といったようなことを云っている。

そうだ、この世(この宇宙)では、今更、エヴァンジェリスト氏が石原プロに入るなんて、夢のまた夢と思われるかもしれないが、異次元では「それもあり」なのだ。

エヴァンジェリスト氏が還暦近くして歌舞伎役者「船橋停車」になるなんて、夢のまた夢と思われるかもしれないが、異次元では「それもあり」なのだ。(参照:船橋停車?【音羽屋】菊五郎は多湖輝か?


……と、私の呟きを聞いたエヴァンジェリスト氏が口を挟んで来た。


「そうだ。その通りなのだ,今後、我々は、5次元営業、5次元ビジネスで行こう!常識に囚われていてはいけないのだ。猪木さんがいつも云っているように」

しまった!ついついエヴァンジェリスト氏に乗せされてしまった。このままでは悔しいので、云ってみた。

「要するにアナタは、5次元空間を通って、あっちゃんと異次元にでも行っていた、とおっしゃるのですね」
「き、君は見ていたのか?!」
「はあ?5次元空間って見えるんですかあ?」
「例によって,奥さんと衝突して、君もこの世界から消え、5次元空間に飛んできたのかと思ったぞ、ハハハハハ」


ああ、この人と話していると、本当に5次元空間に飛んで行きそうだ。




(終り)






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