どうしたことだろう、胸が高まり、おさまらなくなっている。
いや、どうしたことだろう、というのは正しくない。理由は分っているのだ。
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ビエール・トンミー氏は、1月19日(月)、今年初めてのオープンカレッジの講義を受講した。講師は勿論、●●●子先生だ。
今年も相変らずお綺麗であった。しかし、誤解しないで欲しい。ビエール・トンミー氏が●●●子先生の講義を受講するのは、下心があってのことではない。純粋な向学心である。
それが真実かどうかは知らない。
「あくまで勉強、勉強」とビエール・トンミー氏が云うので、「純粋な向学心」と紹介しているだけだ。
今年も、『D.S.&DURGA』のフレグランス『BURNING BARBERSHOP』をつけて受講した。
「誤解しないで欲しいが」
とビエール・トンミー氏は云う。
「これはエチケットなんだ」
それはそうだろう。ビエール・トンミー氏自身はまだ加齢臭はないと思っているが、万が一、加齢臭を発したとしたら、●●●子先生に失礼だからだ。
何しろ、講義では最前列の席、●●●子先生の目の前の席に座るのだ。一度、●●●子先生の唾が席まで飛んできたこともあったのだ。唾はビエール・トンミー氏のノートに小さな泡として付き、ビエール・トンミー氏はすかさずその「泡」を指に取り、舐めた。
●●●子先生とビエール・トンミー氏の席の距離はそれほどに近いのだ。ビエール・トンミー氏の体臭も●●●子先生まで届くに違いない。
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この胸の高まり……理由は、分っている。
明日(1月24日)の『講座』のことが気にかかっているのだ。
明日も●●●子先生の『講座』があるのだ。大学のオープンカレッジではない。鉄道会社主催のカルチャースクールだ。
●●●子先生がオープンカレッジ以外に、一般市民向けに『講座』をお持ちとは知らなかった。昨年(2014年)の10月からその『講座』は始っていたのだ。
屈辱だが、その『講座』の存在はエヴァンジェリスト氏に教えてもらった。
エヴァンジェリスト氏はボクが下心を持っていると思い込んでいる。ただただ勉強したいだけだし、●●●子先生の講義が素晴らしいからだけなのに。
しかし、どう誤解されていい。その『講座』は途中受講可であったので、早速申込をした。オープンカレッジの他にも●●●子先生の名講義をお聴きすることができるのだから。
明日(1月23日)がその『講座』の日(今年初めての回)なのだ。
そうだ、そうなのだ。この胸の高まりは、いよいよ明日、その『講座』を受講できることに対するものなのだ。
勉強、勉強だ!
しかし、●●●子先生には今週初め(1月19日)にもオープンカレッジでお会いしたばかりだ。その同じ週の土曜日に(1月24日)またお会いすると、ひょっとしたら●●●子先生も誤解されはしまいか….
「あら、この人、助平ジジイだわ」って。
それはまずい。
よし、変装だ。サングラスをかけていこう。レーバンのサングラスを持っているからな。それをかけると、ちょっと「渡哲也」風になる。
フレグランスも変えよう。『BURNING BARBERSHOP』だとバレるからな。
ドルト氏やらが『BVLGARI pour homme』で「フレグランス作戦」を実行したらしい。
ドルト氏が『プロの旅人』上で新スターを目指していることは気に入らないが、『BVLGARI pour homme』で相当な効果を得たようだ。
こっそり『BVLGARI pour homme』を使わせてもらうことにしよう。
今度こそ、『BVLGARI pour homme』で●●●子先生を……
いやいや、勉強、勉強だ!
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