「あそこまでしないとスターにはなれないのか!」
2015年1月25日の『プロの旅人』を見て、感嘆の声を漏らした男がいた。男はこちらに背を向けていた。
「あんなあざとい真似をするビエール・トンミー氏のことは軽蔑するが、それと同じか、それ以上に尊敬もする。よくもまあ、あんな格好で巷を歩くことができるものだ」
首都圏の郊外のある駅に現れた怪人のことを云っているようだ。
「ビエール・トンミー氏にはまだお会いしたことはないが、それ(怪人)が氏であることは私には分かる」
そうだったのか!?2015年1月25日の『プロの旅人』に登場した怪人は、ビエール・トンミー氏であったのか!見事な変装ぶりにすっかり騙されてしまった。
ところで、怪人の正体を看破した眼力の持ち主は一体、何者なのか?
….と思ったら、男が振り向いた。
オオーッ!
怪人であった。しかし、その怪人はビエール・トンミー氏ではないようであった。ビエール・トンミー氏より若い感じがした。
誰だ?
「フフフフッ」
不敵な笑いを残し、その怪人は去って行った。そして、『BVLGARI pour homme』の香りも残していった。
怪人2号か……怪人が増殖するなんて、恐ろしい時代になったものだ。
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