(【友を憂う】「目を覚ませ!ゲス仙人!」(中編)の続きである)
男(ゲス仙人)の妄想は続く。
「パンツ一丁銀行突入計画」を実行、そして、「女子大全裸突入計画」を実行に移すと、ハンカチ大学漕艇部は釈明に追われるであろう、と。
「大学一年生の夏季休暇の一時期、当部で体育指導をした事実はあるものの、その後以降当部との関係はございません」
「短期指導であるため、当部OB会会であるハンカチ漕友会とも関係はございません」
「パンツ一丁」の前に「満員電車女子高生パジャマ擦り寄り男」をかますのも効果があるかもしれないと、新たな「計画」も思い付いたらしい。
「やめろ!ゲス仙人!」
特派員からの報告に、エヴァンジェリスト氏は三度(みたび)、叫んだ。
「擦り寄り男」事件自体には、そんなにニュース価値はなく、記事になっても三行記事程度であろうが、天下の「週刊センテンススプリング」の調査報道によって過去が探られ、
「全裸男はパジャマ男だった」
との特報が出れば最高、と三度(みたび)、男(ゲス仙人=ビエール・トンミー氏)は「反応」したという。
「おお…..っ」
もし、「週刊センテンススプリング」に動きが無いようならば、友(エヴァンジェリスト氏)が「タレこみ」を行うことを男は望む。
最近の事例を見ても「センテンススプリング」は、この種の「タレこみ」でスクープを連発しているのだからと。
「タレこみ」の際には、当Blog「プロの旅人」を証拠にすれば、それが「週刊センテンススプリング」に紹介されて友(エヴァンジェリスト氏)が関係すると噂されるBlog「プロの旅人」は飛躍的なページビューを記録することであろう、と余計なお世話(妄想)、まで口にしたようだ。
「ああ、何という素晴らし世界!.....おお…..っ」
と男が悦楽の極みに達したことを特派員の報告で知ったエヴァンジェリスト氏は、叫んだ。
「目を覚ませ!ゲス仙人!」
小菅での「面会」の経験を持つエヴァンジェリスト氏は、小菅の面会室でガラス越しに友に会いたくはないのだ。
(おしまい)
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