2013年12月31日火曜日

【AKB新センター】アナタなんでしょ?




「そうなんですか………アナタなんですね?」

紅白歌合戦を見ながら、エヴァンジェリスト氏に訊いてみた。

「ノーコメントだ」

2013年の紅白歌合戦で、突然、大島優子が「卒業」表明をしたのを聞き、からかってみたのだ。

「アナタがAKB入りし、新センターになるんでしょ?」

「AKBに男が、それも還暦間近の男が入るなんてことがあるのか!?」

「ああ、アナタも固定観念に縛られているんですね」

「失礼な奴だ。固定観念って言葉は、ワシの大っ嫌いな言葉だ」

「では、やはり、アナタがAKBの新センターになるんですね?そうなんでしょ!」

「ノーコメントだ。事務所を通してくれ」

今年(2013年)の最後のこのBlogを「事務所を通してくれ」で締めるのはどうかと思ったが、まあ、クダラナイこのBlogらしいと云えばらしい締めかと思い、誘導してみたら、予想通りの展開となった。

甘いもんだ、エヴァンジェリスト氏も。

「ノーコメントだ。事務所を通してくれ。ただ、ミニスカートを穿かんことだけは云っておく」

ウッ!


【来年(2014年)も4649!】




2013年12月30日月曜日

【疑惑の旅】高岡か奈良か(シーン13)







「云わんでも分りはりますやろが、釜めしの名店『志津香』(公園店)を出て、アノ二人が向ったのは、東大寺の大仏殿でしてんね」

なんとも鼻につく関西弁である。

「にしても、大仏はん見に行くて、えらいベタなコースですわ」


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拝観料500円を二人分払い、エヴァンジェリスト氏と連れの若い女性は東大寺に入った。



「アノ二人、さっきから手もつながへん。若いお嬢はんには、大仏なんてつまらんわなあ」

と、特派員にしては喋り過ぎの男の言葉に反して、連れの若い女性は何やら感慨深げであった。



「来たことあるんだ。修学旅行で、中学の」
「何!?中学の時のか?」

エヴァンジェリスト氏が反応した。

「ってことは、タッチーも一緒か?」

タッチー?気になる言葉である。タッチーって、まさかあのタッチーか?ってことは、連れの若い女性とは、ひょっとして……

そんな俗な者どもとは違い、大仏は何も云わず、じっと座っていた。



…ふと、エヴァンジェリスト氏が呟いた。

「ワシは、タカオカ派だなあ」

タカオカ派?

しかし、連れの若い女性は、初老の男の意味不明な呟きは耳にもとまらぬようであった。修学旅行を思い出しているのは明らかであった。

タカオカ派?…そうか!高岡だな。高岡の大仏だ。



「ワシは高岡の大仏の方を贔屓にしておる」

連れの若い女性は聞いていない。

「高岡の大仏も日本三大仏なんだぞ」



ブフッー。まあ、嘘ではない。高岡の大仏の前にある立て札には、確かに、高岡の大仏のことを奈良、鎌倉の大仏と共に日本三大仏と称されている、と書いてある。



「ふん」
奈良の特派員は口を挟んで来た。
「ウチんとこの大仏はんが、高岡の大仏なんぞと同格にされてはかなわんで。連れの若い女性に博学振りでも見せたいんやろけど」




エヴァンジェリスト氏と連れの若い女性は、それぞれの想いを胸に抱きながら、東大寺大仏殿を後にした。

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「その後ですがな」

早く奈良を出て京都に戻ってもらわないと、特派員の怪しげな関西弁?奈良弁?に頭が痛くなりそうである。

「その後、ようやくお二人はんはデートっぽい店に入ったんでんねん」


(続く)






2013年12月29日日曜日

「どうせタタナイんでしょっ!?」




「どうせ今度もまたアナタはタタナインでしょっ!?」

何故だか最近(ここ半年)、なりを潜めているエヴァンジェリスト氏に喧嘩を売ってみた。

勃たない、だって!いきなりシモネタとは、下品な奴だな」

思いがけない反応であった。

「いや、タツって、アッチのことではありませんよ。あなたこそ下品です」
「ワシはまだまだ現役だぞ。なんなら見せてやろうか」
「止めて下さい。見たくはありません、アナタのアレなんか!ですから、ソッチのことではなく……」
「アッチだとか、アレだとか、ソッチとか、訳の分らんこと云うな」
「トギセンです」
「ウッ!….ソノことか」
「ええ、ソノことです」
「ソノことなら、事務所を通してくれ」
「っていうことは、今度こそ、タツんですか?」
「いや、現時点ではその予定は…」
「現時点では、って言い方は、コクバルと一緒ですね」
「あんな奴と一緒にするな」
「マスゾエやコイケやレンホウ、カワブチ、マルカワ、カン、コイズミ、イケガミ、キタノ、ウツノミヤが怖いんですか?」

挑戦してみた。

「なんだと!」
「アナタは結局、今年(2013年)の参院選にもタタナカッタですからね」参照:【猪木さんと決別?】でも、参院選には出ない、多分。
「ワシは自らの意思でタツことはない」
「っていうことは、知らない内に自然に反応しちゃって、ってことですか?」
「またシモネタか!」
「もしくは、誰かにナニされたらタツんですか?」
「ナニってナニか知らんが、ワシは小中高と何回も学級委員をして来たが、一度も自らの意思でタッたことはない。皆(ミナ)がワシを勝手に選んだんだ
「皆(ミナ)、ってアナタ何様ですか。まあ、推されれば、てことですね。要するに、アナタはタツんですね?」
「五月蝿い。事務所を通してくれ」

まあ、からかってみただけだ。どうせ、タツことはないんだ。アッチももうタタナイんじゃあなかろうか。意気地なしめ!





2013年6月7日金曜日

塩屋俊さん、早過ぎます......





マダム・エヴァンジェリストからの報せ(メール)に、エヴァンジェリスト氏は動転した。

塩屋俊(しおや とし:本名=塩屋智章[しおや のりあき])さんが、亡くなられたのだ。

急性大動脈解離の為、2013年6月5日、公演先の仙台で急死されたのだ。

塩屋俊さんは、ご存じない方もあるかもしれないが、俳優にして映画監督である。また、アクターズクリニックという俳優養成所も主宰されていた。

俗な言い方をすると、実力派ではあるものの、超有名な俳優、監督ではない。

しかし、「おしん」や「釣りバカ日誌」にも出演されていたので、顔を見ると、「ああ知っている」という方も少なくはないであろう

56歳である。早過ぎる。

しかし、エヴァンジェリスト氏は何故、塩屋俊さんの訃報に動転したのか?

まだ石原プロ入りしてもいない「一般人」のエヴァンジェリスト氏と、俳優、監督の塩屋俊さんに何の接点があったというのか?

塩屋俊さんの奥様が、エヴァンジェリスト氏の会社の同期であったのだ。また、ご夫婦揃って、エヴァンジェリスト氏の大学の後輩でもあったのだ(エヴァンジェリスト氏は、「寄り道」をしていたので、奥様は大学の後輩だが、会社では同期となったのだ)。

奥様を通して塩屋俊さんとも知合いになり、マダム・エヴァンジェリストと一緒に舞台公演を見に行く等するようになったのである。

近年はお会いすることもなくなっていたが、それでも、エヴァンジェリスト氏は塩屋俊さんの活躍をニュース等で追っていたのだ。

奇しくも本年(2013年)の6/5に、テレビ東京で「ふたたび swing me again」という映画が放映され、録画したばかりであったのだ。

「塩屋くん、頑張ってるな」

録画しただけで、まだ見てはいないが、エヴァンジェリスト氏はそう呟いた。

塩屋俊さんの監督作品であったのだ。

ジャズ・トランペッターであったハンセン病回復者(財津一郎)がバンド仲間探しの旅に出る、という社会派映画らしい。

硬派である。

石原プロ入りし、俳優としてもプロデューサーとしても石原プロを立て直す等と巫山戯たことをのたまっている軟派なエヴァンジェリスト氏とは、対局にいた人であった。

対局にいる存在ではあったが、エヴァンジェリスト氏にとっては、常に意識する存在ではあったのだ。

昨年(2012年)のミスター・シューベルトに続き(参照:アナタは妖精を見たことがあるか?!)、「近しい」人が亡くなったのだ。

しかも、二人ともまだ60歳、56歳と、「向こう」に行ってしまうには早過ぎ、だ。

「次は自分か」、と59歳のエヴァンジェリスト氏は思う。いや、エヴァンジェリスト氏よ、安心せよ。早生するのは、勝れた人なのだ。




2013年6月5日水曜日

【猪木さんと決別?】でも、参院選には出ない、多分。




「アナタは、知っていたのですか?」

最近、行方をくらましていたエヴァンジェリスト氏が、久々に私の前に現れたので訊いてみた。

猪木さん(アントニオ猪木)が、来る参議院議員選挙(2013年)に日本維新の会から立候補するというニュースが流れている。

「猪木さんの参院選出馬のことをアナタは知っていたのではないですか?」
「・・・」
「アナタが2月から行方知れずになっていたことと、関係あるのですか?裏で画策していたのですか?アナタが現れないから、このBlogも4ヶ月近く更新できなかったではないですか。Mr. Civilizationに怒られてしまいましたよ」
「・・・」
「アナタが仕掛人なんですか?」
「五月蝿い。事務所を通してくれ」
「アナタが黒幕になって、ハシモトやシンタローと猪木さんを結びつけたんですか?アナタと石原プロの関係からすると........」
「あんな奴らと仲間にするな!
「ってことは、アナタは関係ないんですか?」
「猪木さんには、アイツらと……いや、事務所を通してくれ」
「猪木さんと決別ですか?」
「アイツらやアベに日本を任せる訳にはいかぬ」
「安倍晋三とは同級生でしたよね」
「ただの同い年だ。同い年であることが恥ずかしい。このままでは日本はますます駄目になる」
「まさか!?…..」
「・・・」
「いよいよ、立ち上がるのですか?」
「ノー・コメントだ。事務所を通してくれ」
「日本維新の会から出馬する猪木さんと決別して、ついにアナタ自身が、参院選に出るのではないですか?」
「ノー・コメントだ。事務所を通してくれ」

「ノー・コメントだ。事務所を通してくれ」とは云うものの、出馬するのか、と訊かれ、満更でもないようだ。

しかし、知っているのだ。エヴァンジェリスト氏は、結局は今回もまた、立ち上がりはしないのだ。参院選には出ない、多分。この意気地なし!






2013年2月13日水曜日

【モヤさま】後任は、真麻?




「そう来たかあ…..東京12チャンネルもなかなかやるなあ」

またまた、エヴァンジェリスト氏が訳の分らぬことを云い出した。

「東京12チャンネルではなく、テレビ東京でしょ」

先ずは、間違いの訂正から入ってみた。

「最近、テレ東(てれとう)なんて皆、云っているようだが、直ぐ言葉を省略したがる傾向をワシはよしとしない」

確かに安易に言葉を省略するには私も好まないが、それとこれとは問題が違う。

今や、東京12チャンネルというテレビ局は存在しないのだ。デジタル化され、チャンネルも「12チャンネル」ではなく「7チャンネル」なのだ。テレビ東京は。

「まあ、東京12チャンネルでも、テレビ東京でも、テレ東でもいいですが、何がなかなかやるなあ、なんですか?」
「マーサだ」
「マーサ?」
「そうだ、真麻だ。ヒデキさんちのな」
「ヒデキさん?西城秀樹ですか?」
「ばっかもん!ヒデキと云えば、高橋英樹だ。日活で裕さん(石原裕次郎)の後輩だった高橋英樹さんだ」
「ああ、高橋英樹の娘の高橋真麻ですね。フジテレビのアナウンサーの」
「今はまだフジテレビ所属だがな」
「今は?」
「君は知らんのか?」
「えっ?」
「真麻はこの(2013年の)3月でフジテレビを辞める」
「へえ、そうなんですか」
「君は相変らず何も知らんのだな」
「アナタがテレビ・芸能界情報に詳しすぎるんですよ。で、真麻がどうしだんですか?」
「東京12チャンネルが引き抜いたんだな、多分」
「テレ東に移籍ですか?」
「いや、東京12チャンネルの所属になる(要は、転職)ということではあるまい」
「では、一体、どういうことなんですか?」
「君はまだ分らんのか?」
「ええ、分りません、さっぱり」
「モヤさま、だ」
「はあ?」
「大江の後任じゃよ」
「モヤさまの大江麻理子の後任は、アナタではなかったんですか?(参考:【モヤさまに衝撃】大江降板、後任はアナタですか?
「正式に決っていた訳ではない」

正式にも、正式にではなくでもなく、エヴァンジェリスト氏がモヤさまのレギュラーになるなんて話、元よりないはずだ。相変らず目出度い人だ。

「三村と大竹は嫌がったはずだ、ワシと組むのはな」
「アナウンサーでもなく、女性でもないからですか」
「女性のアナウンサーの後任は、また女性アナウンサー、と考えるようでは駄目だ。そんな固定観念に縛られていては天使になったミスター・シューベルトに怒られるぞ(参考:アナタは妖精を見たことがあるか?!
「三村と大竹は何を嫌がるんですか?」
「ワシに食われることをな」
「まあ、そんなことはどうでもいいんですが、大江麻理子の後任は本当に高橋真麻なんですか?」
「いずれ分る」

予言者然として云うエヴァンジェリスト氏振る舞いを好きではないが、確かに「3月一杯でNY転勤」と「3月一杯で退職」というのは、符牒が合ってはいる。





2013年2月10日日曜日

【アド街に衝撃】大江降板、後任はアナタですか?








【プロの旅人 VS  プロの旅人】


「アド街(アド街ック天国)までは無理だが、まあ、『モヤさま』なら一種の旅番組だから、プロの旅人のワシに相応しいと云えば相応しいからな。なあ、キミ」

油断していたら、こちらに振ってきた。

私も一緒に出張していたが、キタグニカラキタ・カミは元々はスパイなので迂闊なことを云うまいと、できるでるだけ口をつぐんでいたのだ。

エヴァンジェリスト氏はエヴァンジェリスト氏で、話に巻込まれると面倒臭い人間なので、かかわらないよう、私は独りコーラを飲んでいたのだ。

しかし、キタグニカラキタ・カミに相手してもらえないとなり、エヴァンジェリスト氏は私に目を付けて来たのだ。

「アド街だって、各地の街の紹介なんですから、一種の旅番組ではないですか?」
「まあ、理屈ではそうなんだが、アレにはアイツが出ているからな」
「アイツ?」
「ミネじゃよ」
「あぁ、峰竜太ですか?」
「ミネと共演する訳にはいくまい」
「意味が分りません」
「勘の鈍い奴だ。ミネは以前、裕さんのところにいたんだ」
「裕さん?」
「三平師匠の縁だ」
「ああ、林家三平ですね。先代の。峰竜太は林家三平の娘婿ですね。裕さんは、石原裕次郎のことですか。でも、林家三平と石原裕次郎の関係って?」
「そんなことも知らんのか。二人はとても親しかったんだ。だから、ミネは石原プロに入れてもらったんだ。しかし、ミネは……..」
「しかし?」
「独立の.......いや、それ以上、云わせるな。調べれば分る。アド街の方は、君に任せる」
「はああ?」
「君だってプロの旅人だろ。だったら、アド街のパネラーをやれるだろう」

とんだオハチが回ってきてしまった。

「まあ、やれと云えばやりますけどぉ」



(終り)




2013年2月8日金曜日

【モヤさまに衝撃】大江降板、後任はアナタですか?




【神 VS 伝道師】


「えっ、本当ですか?」

キタグニカラキタ・スパイ氏、いや、キタグニカラキタ・カミ(参照:スパイが神になった日)に衝撃が走った。

久しぶりに一緒に出張に出たエヴァンジェリスト氏から、大阪は心斎橋の居酒屋で聞かされたのだ。

「オーエがニューヨーク転勤だぞ」

テレビ東京の大江麻理子アナウンサーのことである。2013年2月14日付の週刊文春が予告していた通り、ニューヨーク転勤になったのだ。

小谷真生子の後任として、ワールド・ビジネス・サテライトのキャスターになる為の箔付けにNY転勤になる、という噂なのだ。

「えっ、本当ですか?」
「モヤさま(モモモヤさまぁ~ず2)の後任はどうなるのかなあ…..?」
「後任なんてあり得ません」

衝撃に打ちのめされたキタグニカラキタ・カミは虚空を見ながら云う。

「あの運動神経の無さがいいんです」
「後任は、紺野あさ美かなあ」
「さまぁ~ずも、オーエだから味が出せるんです」

キタグニカラキタ・カミはビールを飲むが、味も分らないようであった。

「マジですかあ…….」

「まあ、ワシがやってもいいんだがな」
「はっ?」
「オーエの後は、ワシがやってやっても構わんのだがな」

キタグニカラキタ・カミは出汁巻き卵を口に入れるが、その味も分らないようで、それ以上、エヴァンジェリスト氏の戯言に付合おうとはしなかった。

「アド街(アド街ック天国)までは無理だが、まあ、『モヤさま』なら一種の旅番組だから、プロの旅人のワシに相応しいと云えば相応しいからな。なあ、キミ」


(続く)


2013年1月30日水曜日

怯むな!石原プロよ。【後編:石原プロと参議院議員選挙】







「何故だ!何故なんだ!何故、『純と愛』には、舘さんだけが出演したことになっているんだ!?」

エヴァンジェリスト氏が吠える。

「確かに、遊川和彦が『純と愛』中で描く人物の中では、金児憲史演じるDV夫・満田は『救い』の可能性を感じさせるところのない存在だ。醜さの中に救いを感じさせる(或は、来させる)他の人物と異なり、イイ役ではない。しかし、カネコは一所懸命、演じたんだ。それなのに…..」

エヴァンジェリスト氏が怒っているのは、石原プロモーションのHPのことである。

石原プロモーションのHPに、金児憲史の「純と愛」出演情報がないのである。舘ひろしの「純と愛」出演情報は勿論、記載されている。

舘ひろしは、石原プロモーションの看板俳優だからその出演情報が記載されている、ということではない。

正直なところ、未だブレークしない徳重聡や宮下裕治、池田努、そして、金児憲史たちの出演情報は、例えそれが大した役ではなくともちゃんとHPに記載されているのだ。

それなのに、金児憲史の「純と愛」出演情報がHPにないことにエヴァンジェリスト氏はお怒りなのだ(2013年1月30日時点)。

「怯むな!石原プロよ。堂々とすればいいんだ。何も恥ずかしいことではない。それではカネコが可哀想だ。確かに、救いのない損な役ではあるかもしれないが、誰かがDV夫・満田を演じなくてはならいんだ。カネコは見事にその役になり切っていたのだから」

石原プロ関係者「的な」存在であるだけに、石原プロモーションのHPのことが気になるらしい。所属俳優たちのことも気になるらしい。

「遊川(ユカワ)は、3月にまたDV夫・満田を登場させるはずだ」

予言的なことを云う。

「遊川(ユカワ)は、そういう奴だし、何なら、3月に確実に再登場させるよう、ワシから遊川(ユカワ)に口添えしてもいい。しかし、仮に、DV夫・満田があのまま登場しなくともいいではないか。堂々としていればいいんだ、怯むな、石原プロよ」

「やはり貴方がそろそろ石原プロ入りした方がいいんではないですか?」

ちょっとエヴァンジェリスト氏をくすぐってみた。

「君の気持ちは分る。痛い程、分る。しかしなあ、今年は参議院議員選挙もあるしなあ」

またしても、訳の分らないことを云い出した。


(終り)




2013年1月29日火曜日

怯むな!石原プロよ。【中編:レンブラント光線】





遊川和彦(「家政婦のミタ」の脚本家であり、「純と愛」の脚本家である)の脚本は、人に対して容赦がない。

徹底的に人間の醜さ、狡さを描く。

「しかし、遊川(ユカワ)は、人間が好きなんだ。『純と愛』の本当の主人公は、『純』でも『愛(いとし)』でもない。『純』の身勝手な父親である狩野善行(武田鉄矢)であり、『純』の優柔不断でいつも逃げ腰な兄である狩野正(速水もこみち)であり、そして、『愛』のヒステリックな母親である待田多恵子(若村麻由美)なんだ」

とエヴァンジェリスト氏は云う。「遊川(ユカワ)」と呼び捨てにするのが気に入らないが、同じ広島出身で年齢も1歳違いで、勝手に親しい間柄だと思い込んでいるようなのだ(参照:【続・衝撃】舘ひろしになれない )。

「言わば『レンブラント光線』だな」

したり顔で云う。

「遠藤さんが云う『レンブラント光線』だな」

遠藤さん、て親しげに云ってるが、遠藤周作のことである。遠藤周作は、エヴァンジェリスト氏の先輩であり、ご子息(フジテレビ常務の遠藤龍之介)は後輩ではあるが、知合いではないはずだ。但し、エヴァンジェリスト氏が遠藤周作の影響を強く受けていることは確かである。

「レンブラント光線」は、レンブラントの絵がそうであるように、闇を描いてそこに光を浮かび上がらせる技法といってもいいであろうか(単なるテクニックの問題ではないので、「技法」という語は正しくはないが)。

つまり、エヴァンジェリスト氏は、遊川和彦は徹底的に人間の醜さ、狡さを描きながらも(原罪とも云えるかもしれない)、その人間たちの救いを描こうとしているのであろう、というのだ。

遠藤周作的な、或は、フランソワ・モーリアック的な、ジュリアン・グリーン的な、グレアム・グリーン的な描き方と云いたいようだ。

だが、「レンブラント光線」と金児憲史(かねこ・のりひと)との関係が分らない。


(続く)



2013年1月28日月曜日

怯むな!石原プロよ。【前編:舘ひろしと金児憲史】




「怯むな!石原プロよ」

新年初めての更新だというのに(2013年の最初の更新だ)、エヴァンジェリスト氏はオカンムリである。

「堂々とすればいいんだ。何も恥ずかしいことではない。それではカネコが可哀想だ」

NHKの朝ドラ「純と愛」にで出演した金児憲史(かねこ・のりひと)についてのことのようだ。

「何故だ!何故なんだ!何故、『純と愛』には舘さんだけが出演したことになっているんだ!?」

そうである。「純と愛」には舘ひろしが出演していた。云うまでもなく、主人公「純」が勤めるホテルの社長役であった(参照:【石原プロ】舘さん、申し訳ない!続・衝撃】舘ひろしになれない)。

しかし、舘ひろしの出演場面は、昨年(2012年)で終った。3月頃にまた大先社長として登場するかもしれないが。

そして、年が明けて今年(2013年)、金児憲史が「純と愛」に出演した。

しかし………..

その役は、決してイイ役とは云えなかった。「純」が新たに勤めるホテル「里や」の同僚従業員である天草蘭(宝塚の娘役のトップスターであった「映美くらら」が演じている)のDV夫・満田の役であった。

「愛(いとし)」の母親である弁護士・待田多恵子(若村麻由美)にあえなく撃退されるが、反省もせず、「くそ~!くそ~!ああ!」と走り去る役であった。


(続く)