2015年5月3日日曜日

【憲法記念日】クニとは何か?国家と郷里と……【桃怪人2号の反撃】



どうもどうも……えええい!また、云ってしまった。

「どうもどうも」……アイツのこの言い回しがムカツクのだ。私は、桃怪人2号である。

「どうもどうも」のビエール・トンミーとやらは、先日の私の警告(参照:ビエール・トンミーに告ぐ】エロ仙人は、お前だろ!........【桃怪人2号の反撃】)にも拘らず、またこのブログを更新しやがった(参照:【朝目新聞朝刊/笑撃スクープ・[続X7]報】過熱する「E氏捜し」と「風評被害」…..【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】)。許せん!

私がこのブログを救う。エロ仙人シリーズなんてぶっ飛ばす!


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私は直ぐに行動に移した。エヴァンジェリスト氏を探し出し、彼に問うた。このブログをお下劣路線から救う為に、真正面から彼に問うた。

「エヴァンジェリスト氏よ、アナタは憲法改正に賛成ですか、反対ですか?」
「あーあ」
「なんですか、あーあ、って。今日(5/3)は、憲法記念日ですよ。憲法について考える日です」
「あーあ」
「だから、なんなんですか!」
「そりょ、あーあ、だろうよ」
「どういうことですか?」
「キミは一口に憲法改正と云うが、憲法のどこを改正することを云っているのかね?憲法は17条もあるんだよ」
「巫山戯ないで下さい。誰が憲法十七条のことを云っているんですか。今の日本の憲法、日本国憲法のことですよ」
「キミはただ『憲法』としか云わなかったではないか。憲法十七条もあれば、アメリカ合衆国憲法やフランス共和国憲法だってあるんだぞ」
「それは、申し訳ありませんでしたね!」
「それに日本国憲法にしたところで、103条もあるのだ。そのどこを改正することを云っているのかね。それに、どこをどう変えることが『改正』なんだね?人によってその変更は『改正』でもあろうし、『改悪』でもあるであろう」
「それはそうですが…」
「いつもミナに云っていることであるが、言葉は定義が重要なのだ。ミナ、言葉の定義をはっきりせず、物事を論じるから噛み合わず、誤解が生じるのだ」
「まあ、それは否定はできません。しかし、その『ミナ』という表現にはどこか引っ掛かるのですが…まるで….」
◯◯にしたってそうだ。実のところ、ワシは憲法には関心がないので、全文を読んだことはないのだが、誰が『◯◯』であるのか定義してあるのかね?自分の子供の名前に『◯◯』と付けたら、その子が◯◯になってしまうではないか、もし定義がきちんと為されていないのなら」
「アナタ、憲法には関心がないのですか?!」
「ない!憲法は国家の成立の為にあるのであろう」
「当り前です」
「しかし、ワシは国家には興味がない。ミナ、国家のことを『クニ』だと思っているのだろう。そう思いたいなら思っても構わない。しかし、ワシにとっての『クニ』は国家ではない。郷里だ。郷里が『クニ』なのだ。日本は郷里(クニ)であって国家(クニ)ではないのだ、ワシにとっては
「…?」
「国家(クニ)には憲法が必要かもしれないが、郷里(クニ)には憲法は不要だ」
「…?」
「ミナ、国家(クニ)と郷里(クニ)とを混同することから種々の問題が生じるのだ」
「…?」
「本来、ミナは郷里のことをクニと思っていると思う。しかし、そのクニを国家と勘違いしてしまうことから誤った方向に向かってしまうのではないか」
「…?」
「日本人だけではない。地球上の総ての民が自分のクニ(郷里)をクニ(国家)と捉えてしまうことから悲劇は生れるのだ」

そう云って、エヴァンジェリスト氏は虚空を見つめた。

私は動揺した。しかし、怪しげな帽子とサングラスとマスクのお陰でその動揺を何とか隠した。









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