内緒だが、ワタシガ・ヒロインヨ嬢の携帯の待受けは、美輪明宏である。待受けを美輪明宏にするとご利益があると云われているのだそうだ。
待受けにどんな画像を使おうがその人の勝手である。しかし、エヴァンジェリスト氏としては、美輪明宏がどんな人物であるかは知っておいて欲しいそうだ。
美輪明宏は天草四郎の生まれ変わりである。これは常識である(ですよね?)。
ワタシガ・ヒロインヨ嬢は、そのことを知らなかった。知らないどころか、エヴァンジェリスト氏が嘘を云っているでのはないかと、氏に疑いの目を向けた。
「ネットで調べて、証拠を見せて下さい」
勿論、ネットで調べれば直ぐに分ることであった。
ネットで調べれば、美輪明宏はピカチュウの生まれ変わりであることも分るが(美輪明宏の髪が黄色なのはピカチュウの生まれ変わりであるからしい。ナルホド)、そこまでは知らなくていい。
しかし、ご利益を期待するのであれば、美輪明宏が天草四郎の生れ変りであることぐらいは知っていて欲しい、そうだ。
尚、稲垣吾郎は美輪明宏の生まれ変わりと云っているらしいが、これは怪しい(美輪明宏はまだ死んでいない)。
2010年12月26日日曜日
2010年12月16日木曜日
怪しい電話(10)..........最終回
ところで、皆さんにお願いがあります。
この真夜中の電話のことを「living legend」ヒトサシユビK氏には決して云わないで下さい。
ヒトサシユビK氏は、かのホテル□□□N古屋△△△での「オコヅカイ、クレマスカ」電話のことをエヴァンジェリスト氏から聞いた後、そのホテル□□□N古屋△△△に幾度も宿泊してみたのです。
しかし、ヒトサシユビK氏には、「オコヅカイ、クレマスカ」電話はなかったようで、エヴァンジェリスト氏に、「全然、電話こないですよ」と不満を漏らしていた人なのです。
今回の件を知ると、関西ではホテルに宿泊する必要がないのに(実家がありますからね)、この○○○ホテル大阪心斎橋に泊ろうとするかもしれません。
泊るのは勝手ですが、ナニも起きないと、エヴァンジェリスト氏がまた、「なんにも起きないじゃないですか」と怒られてしまうかもしれませんので。
2010年12月15日水曜日
怪しい電話(9)
ホテルの周りの環境といい、怪しいカップルといい、妙な想像をしても仕方のない状況なのです。
そこにもってきての真夜中の電話(「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・・・」)だっだのです。エヴァンジェリスト氏が、「オコヅカイ」電話と思っても仕方ありませんね。
しかし、あの「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・チュー?」という電話は、実のところ一体なんだったんでしょう。
○○○ホテル大阪心斎橋にはその日、中国人の団体が泊り、エヴァンジェリスト氏の部屋のある11階の廊下でも、「タイアンクワイライラ」なんて大きな声が聞こえていましたので、海外(台湾か中国か、香港か)からの国際電話のオペレーターだったのかもしれません。部屋の番号を間違えてかけてきたのかもしれません。
「ロー・パーソン(と聞こえた)」というのも、中国人の「呂」さんのことだったのかもしれません。
2010年12月14日火曜日
怪しい電話(8)
エヴァンジェリスト氏の部屋も隣の部屋もシングル・ルームです。原則として、ホテルの部屋には、当然ですが、宿泊者以外の入室は禁じられています。
どう、怪しい雰囲気です。その内、何だか、ベッドが大きく揺れるような音が聞こえてきました。あくまで「ような」音ですが、大きな音がしたのは間違いありません。
「確認」の為、エヴァンジェリスト氏はテレビを消し、耳をすませました。大きな音は、断続的に続き、時々、話声も聞こえてきました。何を云っているのかは、分りません。
その内、音は止み、エヴァンジェリスト氏もいつまでもテレビを見ずに、ひたすら耳をすませている訳にもいかず、テレビをつけてしまいましたので、一体、隣の二人は何であるのか、あの大きな音は何であったのかは、分らずじまいでした。
皆さんが期待するようなことであったのかもしれませんし、そうではなく、旅の同行者が別の部屋からただ遊びに来てベッドに座ったりしながらお話をしていただけかもしれません。
2010年12月13日月曜日
怪しい電話(7)
「鍵もらってくるよ」、と男が女の腕を指で突きながら、云うと、
「でもお、レディース・フロアだからぁ・・・」、と甘える声で女が、男の腕を指で突き返しながら云っています。
その時聞こえた二人の会話からだけでは、二人が何をどうしようとしているのか、よくは分りませんでした。まあ、ナニをしようとしていることだけは明白でしたが。
二人がそれからどうするのか、興味はありましたが、立ち止まって様子を見ている訳にもいかず、エヴァンジェリスト氏は自分の部屋に入りました。その後、あのお二人がどこでどう「処理」をされたかは、分りません。
部屋に入ってしばらくすると、エヴァンジェリスト氏は今度は隣の部屋の音に驚かされました。
隣の部屋の人が部屋に戻ってきたようでした(ひょっとしたら、チェックインして初めて入室したのかもしれませんが)。
ドアが開く音、荷物を置く音、壁に何かが当る音、等々、色んな音が聞こえてきます。でも、不思議なのは、話声が聞こえてくるのです。
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2010年12月11日土曜日
怪しい電話(6)
大阪心斎橋にあるホテル自体は決して怪しいホテルではありませんでしたが、周りの環境が環境でした。
同じホテルに泊ったタタカウ・ブチョー氏とセレブタワーヒメとカワサキ・カンバンムスメ嬢と一緒に食事をして帰ってきたホテルの前には、シロートには見えない若い女の子達が3、4人たむろしていました。ホテルに帰ってくる出張サラリーマンを狙っているようにも見えました。
彼女達の横を通り過ぎて、ホテルの建物内に入り、3階のフロントまで行くべくエレベーターの前まで行くと、そこには、男が、連れ添った女の肩をいやらしい手つきで抱いてエレベーターを待っていました。
男は、30半ばのやや太り気味の、如何にも下心ありあり、というか、下心しかないような奴でした。
女性の方は、20歳代前半の、ただただ普通の女の子でした。肩を抱かれて、恥ずかしそうではありましたが、といって嫌がっている風でもありませんでした。
ただ、二人とも、エヴァンジェリスト氏達と一緒にエレベーターに乗るのを気まずそうにはしていました。
エレベーターに乗り、エヴァンジェリスト氏達はフロントのある3階で降りましたが、怪しいカップルはそのままエレベーターに乗り上の階に向いました。
フロントのある3階は、レディース・フロアで、女性専用の部屋の階になっており、セレブタワーヒメとカワサキ・カンバンムスメ嬢はそのまま、部屋に入っていきました。
フロントで鍵をもらったタタカウ・ブチョー氏とエヴァンジェリスト氏は再び、エレベーターに乗り、タタカウ・ブチョー氏は喫煙のフロアの5階で降り、エヴァンジェリスト氏は禁煙フロアの11階で降りたのです。
11階でエレベーターを降りたエヴァンジェリスト氏は、その11階で再び、あの怪しいカップルに会ってしまいました。
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2010年12月10日金曜日
怪しい電話(5)
【コメントを頂いた「清く正しい?エヴァンジェリスト氏のファン さん」、まだまだ、続きますよ】
「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・・・」の電話に対しても、「お誘い」の電話か、と思いながら、「はああああ?」なんて、対応していたのですが、「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・・・」の電話は、ホテル□□□N古屋△△△での怪しい電話と異なり、一向に「オコヅカイ、クレマスカ?」とも、「ヘヤニ、イキマショカ?」とも、「ヤスクスルヨ」とも云いません。
ひたすらルーム・ナンバーを確認してくるのでした。ようやくルーム・ナンバーを確認できても(確認できたと思ったのは氏の勘違いでしたが)、
「・・・(ふにゃふにゃ)・・・ロー・パーソン?(と聞こえた)」と、訳の分らないことを訊いてきたのです。
エヴァンジェリスト氏がやや怒り気味に、「んんん?What is ロー・パーソン? ...!!!」と云うと、
「Ahhh, オウ・ケーイ」
と電話を切りましたが、未だに何の電話だったのか、エヴァンジェリスト氏には分りません。
大阪心斎橋にあるホテルで、周りは夜の繁華街ですので、やはり「オコヅカイ、クレマスカ」電話だったかもしれません。或いは、お店から「派遣」する為の確認の電話だったのかもしれません。
2010年12月9日木曜日
怪しい電話(4)
「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・・・」の電話のその時から更に、3、4年迄このとでしたが、ホテル□□□N古屋△△△に宿泊した際にも怪しい電話を受けたのでした。
それはまだ夜の8時でしたが、テレビを見ているとベッド・サイドの電話が鳴りました。電話に出ると、
「オヒトリデスカ?」
という女性の声が聞こえてきたのでした。最初、フロントからかと思いましたが、フロントがそんなことを訊いてくる訳ありませんし、声は日本人のものではありませんでした。
フィリピン系か、南米系かの女性の声なのです(…と思いました)。
「ええ」と答えると、
「オコヅカイ、クレマスカ?」ときました。
清く正しいエヴァンジェリスト氏のことですから、勿論、「ノー」と即、断り、ことなきを得たのでした。
「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・・・」の電話は、その時のと同じ種類の「お誘い」の電話か、と思ったのです。
2010年12月8日水曜日
怪しい電話(3)
「えええ、もう6時かあ」と思い、眠気にふらつきながらベッドを出たエヴァンジェリスト氏は、時計を見て驚いてしまいました。まだ午前1時過ぎでした。電話でセットしたモーニング・コールだと思ったのです。いつものよう朝6時にセットしたのです。
確かに外はまだ真っ暗です。で、「モーニング・コールでないとしたら、こんな真夜中に電話があるということは、きっと自宅からの電話で、親か親戚の誰かに何かがあった(要は、死んだ)という知らせだろう」、と覚悟を決めて受話器をとったのでした。
当時はまだ携帯が普及していなかったのです。
先ず聞こえてきたのは、フロントの声でした。
「外部からの電話ですが、おつなぎして宜しいでしょうか?」
と聞こえました。でも、後から思い返してみると、それは「外部から」と云ったのではなく、「外人から」と云ったのではないかとも思われました。
「ああ、はい」と答えた後、聞こえてきたのが、先の「(女性の声)ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・・・(ふにゃふにゃ)・・・?」だったのです。
先ず間違いなく、チャイニーズ・イングリッシュの女性の声です。
「怪しい電話(2)」記載の通りのやり取りがあり、本当に、しばらく何がなんだか分りませんでした。少なくとも親も親戚も死んだ訳ではないことは分りましたが、それでほっとする気持ちよりも、「こんな深夜に電話をかけてきやがって、なんなんだ、何者だ!」と怒りの方が先に立ち、とても不機嫌な声で応答していまいました。
やり取りの途中で、「こりゃ、ホテル□□□N古屋△△△の時と同じ電話だろう」と、エヴァンジェリスト氏は思いました。
2010年12月7日火曜日
怪しい電話(2)
「(女性の声)ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・・・(ふにゃふにゃ)・・・?」
「はあ?」
「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・・・(ふにゃふにゃ)・・・?」
「はああああ?」
「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・シックス?(と聞こえた)」
「はあ?ノー!」
「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・・・(ふにゃふにゃ)・・・?」
「はあ?」
「ルーム・ナンバー、ジェロジェロワン・チュー?」
「ああ...イエース。ゼロゼロワンツー(よく考えたらイエースではなかったが)」
「オウ・ケーイ・・・(ふにゃふにゃ)・・・ロー・パーソン?(と聞こえた)」
「はあ?」
「・・・(ふにゃふにゃ)・・・ロー・パーソン?(と聞こえた)」
「はあ?」
「・・・(ふにゃふにゃ)・・・ロー・パーソン?(と聞こえた)」
「んんん?What is ロー・パーソン? ...!!!」
「Ahhh, オウ・ケーイ(ガシャン、と受話器を置く音)」
○○○ホテル大阪心斎橋の1102号室に宿泊したエヴァンジェリスト氏は電話の呼出し音に目を覚されてしまったのです。
2010年12月5日日曜日
怪しい電話(1)
「●●●と申しますが、グソクさん、いらっしゃいますか?」
エヴァンジェリスト氏がとった電話の声は、女性のものであった。グソク・エヴァンジェリストの彼女でも女友達でもない。声で分る。明らかにビジネスの発声であった。
「出掛けてますが...」
「では、結構です」
「いいんですか?」
「はい、結構です」
マンションや墓地、インターネット回線のセールスの電話はよくあるが、それとは違う種類の電話であった。グソク・エヴァンジェリスト宛にそういった電話はかかってこない。
しかし、明らかにビジネスなものであるのに会社名を云わない。これも妙だ。しかし、ズボラで支払の督促状がよく来るグソク・エヴァンジェリストのこと、そういった類いの電話かと思ったが、なんだかしっくりこない。
ネットでその電話番号を調べると(ナンバー・ディスプレイで番号は分るのだ)、やはり怪しい種類の電話のようであった。グソク・エヴァンジェリスト自体が怪しい奴なので、直ぐには怪しい電話とは思わなかったが、今回に関しては電話の方が怪しかったようだ。
怪しい電話というと、エヴァンジェリスト氏も出張先のホテルで受けたことが幾度かある(氏は怪しい人間ではないが)。
それは、大阪心斎橋のあるホテルでのことであった。
エヴァンジェリスト氏がとった電話の声は、女性のものであった。グソク・エヴァンジェリストの彼女でも女友達でもない。声で分る。明らかにビジネスの発声であった。
「出掛けてますが...」
「では、結構です」
「いいんですか?」
「はい、結構です」
マンションや墓地、インターネット回線のセールスの電話はよくあるが、それとは違う種類の電話であった。グソク・エヴァンジェリスト宛にそういった電話はかかってこない。
しかし、明らかにビジネスなものであるのに会社名を云わない。これも妙だ。しかし、ズボラで支払の督促状がよく来るグソク・エヴァンジェリストのこと、そういった類いの電話かと思ったが、なんだかしっくりこない。
ネットでその電話番号を調べると(ナンバー・ディスプレイで番号は分るのだ)、やはり怪しい種類の電話のようであった。グソク・エヴァンジェリスト自体が怪しい奴なので、直ぐには怪しい電話とは思わなかったが、今回に関しては電話の方が怪しかったようだ。
怪しい電話というと、エヴァンジェリスト氏も出張先のホテルで受けたことが幾度かある(氏は怪しい人間ではないが)。
それは、大阪心斎橋のあるホテルでのことであった。
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