どうもどうも、今日もビエール・トンミーがこのブログを更新します。
スクープの続続報です。2015年4月10日の朝目新聞の朝刊に以下の記事が掲載される模様です。
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エロ仙人出没事件に対する◯視庁公◯部の連日の大規模な捜索活動にも関わらず今だその詳細が不明の状態で、市民生活は極度の不安に包まれている。朝目新聞エロ仙人特別取材チームは全国に広げた取材活動の過程で、エロ仙人の消息を知ると思われる重要関係者の情報を得た。
▼21面=ツクエラム国(TS)がエロ仙人支持を表明
この関係者は東京都コクリツ市在住の男性E氏(60)で、匿名での条件で朝目新聞に対する情報提供と写真撮影に応じた。
E氏は7日付け本誌夕刊の写真を見て「このエロ仙人は高校時代の同級生ではないか」と直感したという。
また昨年十数年ぶりに新宿で会食した際にはエロ仙人ではなかったので、本誌が7日夕刊で報じた◯立民俗学博物館(オナカガスイタ市)のドースル健一館長(68)の「仙人としての修業は非常に短い」という見解に同級生が仙人になったことを確信したという。
E氏によると「彼は高校時代は、私とは異なり、女子に全く人気がなく物静かなタイプでクラスでは目立たない存在でした」という。
高校卒業後E氏はOK牧場大学に同級生はハンカチ大学に進学。その後も交際は続いた。「今回ハンカチ大学で事件が発生したのはエロ仙人がハンカチの里に土地勘があったからではないでしょうか」とE氏は証言する。
大学卒業後もしばらく交際は続いたがその後交際は途絶。年賀状を交換する程度の関係になり同級生は高校の同窓会にも出席せず消息は不明となった。
「この間に仙人に対する関心が芽生え、ひそかにエロ仙人になるための修業を思い至ったのではないでしょうか」とE氏は推測する。
昨年1月ごろ突然E氏の自宅へ同級生から電話があり一方的に会いたいとの申し出があった。
E氏は気が進まなかったが「高校時代から陰湿な性格であり面会に応じないと妻や娘に嫌がらせをされる恐れがありました」という危惧があったため、同年3月に面会に応じたという。
面会は会食という形で行われたが、同級生の飲酒態度は明らかに異常で「何らかのアルコール依存の状態ではないかと心配しました。また、どこかS○X依存というか、S○X不足不満を感じさせました。会食中も矢鱈、隣席のミニスカート女性の脚に目をやっていましたからねえ」という状態であったという。
「しかしそれ以外はごく普通でした。風貌も典型的な中高年で会話も常識的な内容でした。仙人に対する言及もなく、これは単なるヘンタイでエロオヤジであると判断しました」ごく普通の状況で面会は3時間程度で終了したという。
その後はメールでのやり取りを不定期で続けたが、ある時点でE氏は同級生の態度の変化に気づいたという。
「昨年6月ごろのメールで彼は西洋美術史に関する興味を唐突に語りだしたのです。実は既に4月からハンカチ大学のオープンカレッジに通っているとのことでした。これには私は心底驚きました。彼と西洋美術史には何の接点もなく彼の関心はもっぱらエロ方面だけであると確信していたからです。きっと西洋絵画のヌード絵画を鑑賞するつもりだろうと考えていました」
その後のメールのやり取りのなかで、「彼はオープンカレッジの●●●子講師の学識の高さを賞賛し、『自分は西洋美術史に目覚めた。これからの人生は学問を極めることにささげたい。これからは毎日勉強するぞ、勉強するぞ、勉強するぞ』と全く異常な熱意を表明し始めたのです」
またE氏はある違和感を感じたという。「彼のいう、勉強するぞ、勉強するぞ、勉強するぞ、という口調は今までの私の知る彼の学問に対する姿勢ではありませんでした。むしろそれはフクロウ教の、修業するぞ、修業するぞ、修業するぞ、というスローガンに重なって見えたのです」ここでE氏は、「今となって思えばそれが彼がエロ仙人になる修業を始めた理由かも知れません」と顔を曇らせた。
またE氏は重要な点を指摘する。「彼は西洋美術史の勉強に精進していることを得意げに報告していました。講義では毎回40分前に出席して少しでも尊敬する●●●子講師に近い席に座るようになったようです。ある時は講師の唾が席まで飛んできてこれを指に取り舐めたとまで自慢していました。彼は『少しでも勉強に打ち込むための修業だ』と言って憚りませんでした。彼の大学時代の授業に対する態度は、いかに教室の後ろで目立たなく隠れるかというものだっただけに彼の報告は意外でした」
さらに驚愕の事実をE氏は証言する。「そのうちに何故か私にフレグランスに関する質問をしてくるようになりました。あまりにしつこくフレグランスの質問をしてくるのを不審に思って彼に理由を質問したところ『これは尊敬する●●●子講師の授業を受けるためのエチケットだ』と強弁していました」
こんな状況の中、9月になって再度同級生から一方的な面会の申し出があった。
同級生の「修業への傾倒」に危機感を募らせていたE氏はこの申し出を快諾。2回目の面会は五時間に及んだという。
「結局、この面会でも彼のエロ仙人願望を見抜くことはできませんでした。彼の●●●子講師に対する尊敬もあくまでも西洋美術史に関する学問的情熱であって、『少しでも高いステージに達するための修業だ』という彼の言葉を信じてしまったのです」
またE氏はこうも証言を続けた。「今思い返すとこの時の彼の『ステージ』『修業』という言葉に気づいていたら彼のエロ仙人願望をくいとめられたかもしれません」
また、「この面会の際にしきりにスクリュードライバーの効能について知りたがっていたのが印象に残っています」と証言を続けた。
昨年12月にオープンカレッジの過程が終了した。その時の状況をE氏はこう証言する。「翌年の1月からの冬講座を申し込んでいたにも関わらず、彼には西洋美術史に対する情熱を抑えることが出来ず何か行動を起こせざるを得ない逼迫感を訴えていました。そこで彼は他に西洋美術史の講座はないかとネットでの講座検索を必死で始めたようです」
そんな中12月下旬になって同級生から喜びのメールがE氏に寄せられた。「何でも自分の住んでいる近くの駅で良質の西洋美術史の市民講座をネットで探し出したようでした」
E氏は同級生の学問に対する真摯な姿勢に関心しつつも、ここでもある違和感を感じたという。
「市民講座に出席する話題にも関わらず、何故がマスクのことや帽子の色などを熱心に聞いてくるのです。私は冬の季節であることからこの質問をインフルエンザ対策であると勝手に判断して彼の質問に気軽に答えました」
さらに、「この講座が●●●子先生によるものだとは、今回報道で初めて知りました」とE氏は驚きを隠せない表情で取材に答えた。さらに「あれが怪人騒動の真相かも知れません」と重要な点を指摘した。
そして、「この怪人騒動を続けているなかで彼はエロ仙人になる決意を固め着々と修業に励んで短期間でエロ仙人になったのでしょう」とE氏は力なく肩を落として記者の質問に答えた。この指摘は今回のエロ仙人事件を解明するに当たって重要なポイントであると記者は考える。
最後に今回のエロ仙人騒動に対する感想を尋ねた。
「今となっては私は今回の仙人事件に自覚がないまま加担していたのだと思っています。何故彼が道を誤ったのかは分かりません。彼はスケベとはいえ普通の人間でまさかこんな大事件を引き起こすとは思ってもいませんでした。不定期とはいえ彼と接触をとっていた人間として彼のエロ仙人願望を止められなかったことに責任を感じています。今は彼の速やかな改心と社会復帰を願ってやみません」とE氏は春めいた街の景色を見ながら涙目で心境を吐露した。
写真:早くエロ仙人に出頭してほしいと語るE氏=8日夜コクリツ市の自宅で
(おことわり)
朝目新聞社は国民の知る権利に奉仕する存在であることを社是としています。従って取材源秘匿の権利の原則から情報提供者の詳細は公開致しません。ただし、◯視庁公○部は既にE氏の存在を把握しており、ごく近い将来にE氏に対する強制捜査を開始し家宅捜査の裁判所令状を申請する予定と見られています。その結果E氏はエロ仙人事件の共同加害目的の罪で逮捕されることとなります。その場合朝目新聞社は一切の責任を負うことはありませんので予めお断りいたします。
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********** 上記の内容は、地球外での出来事の模様です。**********
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