2015年4月19日日曜日

【朝目新聞朝刊/笑撃スクープ・[続X5]報】情報提供者、心ないネットの意見に困惑.【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】



どうもどうも、今日もビエール・トンミーがこのブログを更新します。

スクープの[続X5]報です。2015年4月20日の朝目新聞の朝刊に以下の記事が掲載される模様です。




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 《エロ仙人の情報提供! 同級生だったけど、やっぱりあのエロオヤジだった》

9日深夜、E氏がインターネット上の「ツイツイ・イッター」に投稿したコメントだ。E氏は◯視庁公○部がその総力をあげ捜査を展開しているエロ仙人出没事件に対して朝目新聞社の取材に独占的に答えたことをこう報告した。

10日付け本誌朝刊に掲載されたE氏は一躍時の人へ。各テレビ局のワイドショーをはじめとした全マスコミは一斉にE氏の正体探しを始めた。これに呼応して、出版会社、芸能界、歌舞伎界、政界などがE氏の獲得に動き出しE氏は瞬く間に一躍世間の寵児となった。

これはツイツイ・イッターのなどのネットの世界でも同じで、E氏が書き込みをするとすぐに多くの賞賛のコメントが寄せられた。

 《すげぇ! カッコいい!》

 《勇気ある行動、すてきです!》

 《正義の味方だ! 神だ!》

  《彼、すげー俺的には、ヒーロー的とか思うじゃないですか…》

 《安心して大学に行けるのはあなたのおかげです》

この熱烈な反応にE氏はちょっとした英雄気分に浸った。小さな勇気が大きな称賛をもたらす。E氏はそこに、自分の生きがいを見いだし始めた。E氏は、通勤電車の中でスマホを操作しながら、自分に寄せられた賞賛のコメントを見て悦に入っていた。

だが、日が経つにつれは状況が違ってきはじめた。◯視庁公○部がエロ仙人捜査に行き詰まっているとの噂がネット上に拡散しはじめたのだ。

 《もしかしてあの証言は、狂言ですか?》

 《信じられない。あんなまじめそうな人がエロ仙人なんてするかな…》

 《やっぱ、わたし的にはあのエロ仙人がチョー好みとか思うしぃー…》

エロ仙人の肩を持つようなコメントが多く見られる。最初はスマホの画面を見ながらほくそ笑んでいたが、どうも雲行きが怪しい。

勤務を終えてツイツイ・イッターの書き込みを確認すると、事態はさらに悪化していた。

 《一人の男があそこまで詳細に事情を知るって…》

 《なんか、そっちの方が怪しい…》

むしろE氏の方に非があるかのような投稿が増えてきていた。E氏は身の潔白を示そうと、再び書き込みを行った。

 《ハンカチ大女子学生の証言だっているし、俺は悪を見逃さなかっただけだ》

だが、このコメントが火に油を注ぐような形になってしまう。

 《自慢ですか? ステキな武勇伝ですね》

 《でっちあげ…とか?》

感謝こそされても非難を受ける筋合いはどこにもない。不本意だったが、E氏は事態の収束に努め、丁寧な対応を心がけようとした。

 《俺のことは別にいいよ。でもエロ仙人の被害者の女性の気持ちにもなってみろ》

E氏はあくまで、自分のとった行動が誠意に基づくものであると主張した。




しかし、翌日、さらに驚くべき情報が飛び込んできた。重要なエロ仙人写真を撮ったというハンカチ大新入生女子が雲隠れしたとの噂がネット上で広がりはじめたのだ。

これによりE氏への非難はますます大きくなり、いっそう苦境に追い込まれていく。

 《でっちあげか? 英雄気取りもこれまでだ!》

 《お前が罪を償え!》

 《捏造だ!陰謀だ!》

 《これは、俺的には被害妄想?だと思うしぃ》

心ない言葉がネット上を飛び交った。事態は一向に収束する気配もなく、炎上状態になった。

ネット上の噂はあくまで噂で信憑性は全くない。朝目新聞社もエロ仙人写真を撮ったハンカチ大新入生女子が元気に毎日登校している事実を確認している。本誌はあくまでもE氏を擁護する。各界のE氏の獲得競争は依然として活発でネット上の噂など歯牙にも掛けていない。

ネットでの風評被害が専門の山玉法律事務所の長州伸人弁護士(48)は言う。

「ネットの住人は無責任です。事実関係など気にせず賞賛にも悪評にも簡単に同意します。ことに有名人に対しては辛辣です。E氏は匿名性を悪用したこのようなネットの世界に関わらずあくまで正義を貫くのが一番です」


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********** 上記の内容は、地球外での出来事の模様です。**********





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