2014年12月22日月曜日

「エーデルワイス」を飲みながら(その4)….【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】



ホット・パンツが美脚を組みかえた。

「……」

ビエール・トンミー氏は、息を飲んだ。

「……」

ミニ・スカートは、流した脚の先を交差させた。

「……」

ビエール・トンミー氏は、再度、息を飲んだ。

「いや、こんなことを目当てにこの店に来ている訳ではない」

しかし、ビエール・トンミー氏の目はもうチラ見といえるレベルではなくなろうとしていた。

「……」

「知性」はあっても「理性」は元々持ち合せないビエール・トンミー氏であったが、今や「品性」までも喪おうとしていた。

「ウッ……」


(続く)







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