ホット・パンツが美脚を組みかえた。
「……」
ビエール・トンミー氏は、息を飲んだ。
「……」
ミニ・スカートは、流した脚の先を交差させた。
「……」
ビエール・トンミー氏は、再度、息を飲んだ。
「いや、こんなことを目当てにこの店に来ている訳ではない」
しかし、ビエール・トンミー氏の目はもうチラ見といえるレベルではなくなろうとしていた。
「……」
「知性」はあっても「理性」は元々持ち合せないビエール・トンミー氏であったが、今や「品性」までも喪おうとしていた。
「ウッ……」
(続く)
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