天地茂、田宮二郎、杉良太郎。
このお三方の共通点は何か?
エヴァンジエリスト氏である。エヴァンジエリスト氏の憧れの人たちであった。憧れの俳優たちであった。
天地茂は、「非情のライセンス」でのアウトロー刑事役が好きであった。
田宮二郎は、「白い影」等の「白い」シリーズをよく見ていた。
杉良太郎は、勿論、「遠山の金さん」が好きであったが、東京12チャンネルの「大江戸捜査網」も良かった。
3人とも、ニヒルな二枚目であった(写真でも検索して確認して頂きたい)。
エヴァンジエリスト氏は、天地茂のようになりたく、いつも眉間に皺を寄せていた。
田宮二郎のように、ニヒルの中に甘さを漂わせるべく、ふと眉間に皺を寄せるのを止め、笑顔を見せることもした。
そして、杉良太郎のように(というか、遠山の金さんのように)、いざとなったら片肌を脱ぎ、悪者たちに「おぅい、おぅい、おぅい、黙って聞いてりゃいい気になって。お天道様が見逃しても、この桜吹雪が...」と云うつもりであった(実際には、いざという時が来なかったので、『おぅい、おぅい』と云うことはなかったが)。
そうなのだ。エヴァンジエリスト氏の原点には、このお三方があったのだ。
エヴァンジエリスト氏は、石原プロ入りすると噂されているが、石原裕次郎に憧れたのではなく、天地茂、田宮二郎、杉良太郎のような俳優になりたい、と思っていたのだ。
しかし、エヴァンジエリスト氏は、天地茂のように、田宮二郎、杉良太郎のように、ニヒルな二枚目であったのであろうか?
今のエヴァンジエリスト氏しか知らない皆さんは、エヴァンジエリスト氏のことをデブなアヒルとしか思っていないであろう。
では、お見せしよう。
次回、昭和52-53年頃のエヴァンジエリスト氏をお見せしよう!
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