2014年9月28日日曜日

「疑惑のカレッジ」ふたたび(後編)….【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】






…と、また特派員からの報告が入った。

「バーバリーで『2ボタンコーデュロイジャケット』を買い、今は1階にいます。ARAMISです。男性専用スキンアナライザーでお肌診断をしてもらっています」

ビエール・トンミー氏が、お肌診断!?ムフッ、思わず笑ってしまった。後3日で(2014年10月1日に)還暦を迎える老人だ、今更、お肌診断でもあるまいに。

「続いて、『Lelabo』や『Bond No.9』を見ています」

『ルラボ』?『ボンドナンバーナイン』?何だ、それは?

「フレグランスだ。香水だよ」

私同様、オシャレには縁のないはずのエヴァンジェリスト氏が何故、そんなことを知っているのか?

「後期のオープンカレッジでの新作戦だな」
「新作戦?」
「あのヘンタイ野郎めが!」
「どういうことですか?」
「フレグランス作戦だ」
「フレグランス作戦?」
「匂いで●●●子先生を落そうとしているんだ」
「えっ!?」
「ビエールは、オープンカレッジの教室で一番前に座るんだ。講義が始る40分前には登校して席を確保しているんだ」
「まあ、暇ですからねえ」
「●●●子先生の目の前に座るから、いい匂いを漂わせて、魅惑しようという作戦だ。『このオジサマ、す・て・き!』と思わせようと考えているのだろう」
「無駄だと思いますがねえ」
「まあ、ケリー・ゴミーバコと同じ作戦だな」
「ああ、元モテタイ氏のケリー・ゴミーバコ氏ですね」
「覚えているか?ケリーの奴、一時、香水に凝っていただろう」(参照:「んんん、いい匂い…..」「モテタイ」から...続・「んんん、いい匂い…..」「モテる為なら何でもする!」
「そう、ケリー・ゴミーバコ氏は、モテたくてSENOBYを飲んだり、香水をつけていたんでしたね、結婚前は」
「そうだ。ビエールの奴、きっと君のブログ(『プロの旅人』)で、ケリー・ゴミーバコのことを知り、このフレグランス作戦を思いついたのであろう」


「あ、買いました。『D.S.&DURGA』です」

『ディーエス ダーガ』?何だ。それは?ますます分らない。

「そうか、『BURNING BARBERSHOP』でも買ったのであろう」

どうしてエヴァンジェリスト氏は香水に詳しいのか?私同様、オシャレには縁がなく、実際、香水なんかつけておらず、マダム・エヴァンジェリストも香水は一切つけないのに…

いや、そうだ、思い出したぞ!

そうだ、実は、エヴァンジェリスト氏も若い頃、オーデコロンを体にバシッとつけまくっていたのであった。「ハナヱモリ」時代のことである。(参照:「モテタイ」から...続・「んんん、いい匂い…..」

「まあ、ビエールが『BURNING BARBERSHOP』をつけるのも悪くはあるまい」

いつもビエール・トンミー氏に対して批判的であるのにどうしたのか?


「香水でもつけてないと、●●●子先生に失礼であろう。奴の加齢臭で●●●子先生も講義どころではなくなるであろうからなあ、ナハナハナハ!!!








「疑惑のカレッジ」ふたたび(前編)….【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】



「メンズ館の中を彷徨いています」

『ビエール・トンミー氏追跡特別チーム』の特派員からの報告である。新宿の伊勢丹メンズ館にビエール・トンミー氏がいるらしい。

「今は5階です。ポール・スチュアートに入った後、バーバリーに入りました」

ビエールは一体、何をしているのか?一年前に(2014年10月に)仕事を完全リタイアし、「暇だあ、暇だあ」と優雅な老後生活を送っている老人が何故、オシャレをしようとしているのか?

「君は相変らず、何も分っちゃいないなあ」

特派員からの報告を受ける際に、丁度、居合わせたエヴァンジェリスト氏がまた私を馬鹿にして来た。

「男にせよ、女にせよ、オシャレをする理由は一つだけだ」
「どういう理由ですか?私はオシャレをしないので、分らないのですが…」
「モテる為だ」
「モテる?」
「そうだ、モテたいのだ」
「誰に?奥さんに?」
「ビエールは奥さんにはもう見向きもしてもらえぬ」
「では、誰に?」
●●●子先生だ」
「西洋美術史の?」
「そうだ。明日(2014年9月29日)からまたオープン・カレッジが始るのだ」(参照:疑惑のカレッジ.....【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】

「そうだったんですか!」





2014年9月27日土曜日

【辞退】島根県民栄誉賞、益田市民栄誉賞



噂である。あくまで噂に過ぎないことをご承知おき願いたい……


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アオニヨシ君が、辞退したらしい。島根県民栄誉賞と益田市民栄誉賞の受賞を辞退したというのだ。

2014年の全米オープン・テニスで準優勝した錦織圭に島根県民栄誉賞を辞退されてしまった島根県は焦った。焦った島根県は、アオニヨシ君に目を付けたのだ。

アオニヨシ君に島根県民栄誉賞を授与しようと目論んだ。そこに、益田市も乗っかって来たのだ。益田市民栄誉賞を授与すると云い出した。(参照:【益田名物】『鶏卵饅頭』か『鹿卵饅頭か』

「何故だ?」

エヴァンジェリスト氏が異議を申し立てた。

「アオニヨシの奴、全米か全仏か全豪か全英か何かで優勝でもしたのか、それともケイ同様、準優勝か?」

いや、優勝も準優勝もしていない。そもそも何の競技で優勝、準優勝なのか?何の全米なのか、何の全仏、全豪、全英なのか?


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「えっ!?それは、まさかであるなあ。そうか、『うんこはトイレでする』からなのかあ…」

そうだ、『鹿』なのに、『うんこはトイレでする』からなのだ。(参照:『うんこ』はトイレでする。

「いやあ、それはどうかなあ、県民栄誉賞、市民栄誉賞ってそんなことで授賞しようとしていいのか?」

その通りだ。だから、アオニヨシ君は受賞を辞退したのだろう。

「そりゃ、そうだろう。まあ、『鹿』が『うんこはトイレでする』のは異例中の異例ではあるが」

しかも和式ではなく、洋式トイレでするらしいのだ。確かに、洋式トイレに座った『鹿』なんて見たことがない。和式トイレなら、なくはない光景かもしれないが。

「しかし、奴にとって『うんこはトイレでする』のは当り前のことだからなあ。それに、奴の名前が相応しくはないであろうなあ」

どういうことか?

ヤクモタツ君であったら違ったであろうがなあ」

はああ?

「奴の名前の『あおによし』は、奈良の枕詞であり、島根や益田の枕詞ではないではないか」

そうか、それは気付かなかった。でも、『ヤクモタツ君』って?

「出雲の枕詞である『八雲立つ(ヤクモタツ)』君であったならなあ」

いずれにしても島根県民栄誉賞、益田市民栄誉賞の受賞を辞退したアオニヨシ君は賢明である。さすがである。ただの『鹿』ではない。『人間鹿』なのだ。


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……という噂で持切りだ。







2014年9月26日金曜日

【改名】スマイレージだって…



「改名して下さい!」

ブレイガールは我が儘だ。

「だって、ハロプロのスマイレージだって改名するんでしょ。私だって、改名して欲しいでスウ」

と口を尖らせる。

「だって、君はブレイ(無礼)そのものじゃあないか」(参照:「ブレイガール」参上!.....エヴァンジェリスト氏には、内緒だよ。
「いやですよ、ブレイガールなんて」
「だって、それが君の名前なんだから仕方ないじゃあないか」
「でも嫌です。改名して下さい。レディ・ウオーターメロンみたいなのがいいんでスウ」
「君は、レディ・ウオーターメロンの名前の由来を知らないのか?」
「知りません」
「知らないから、そんなことを云うんだ。レディ・ウオーターメロンって、『スイカ』だよ」
「へええ、そうなんですか」
「お気楽だね。『スイカ』って、『西瓜』ではなく、『SUICA』だよ、JRの」
「へええ、そうなんだあ」
「レディ・ウオーターメロンが何故、レディ・ウオーターメロンなのか、分っちゃいないんだね」
「知りません」
「彼女ね、JR名古屋駅の自動改札にSUICAを入れた女だよ。一緒にいたエヴァンジェリスト氏はびっくりさ」

その時の顛末をブレイガールに説明した。(参照:歳末衝撃特報(1)】スイカの惨劇

「へええ、そんなことがあったんですか」
「だから、レディ・ウオーターメロンなんだ。まあ、正直なところ、ちょっと馬鹿にした名前なのさ。まあ、愛情は込められてるけど、そんな名前がいいのかい?」
「いいでスウ。レディ・ウオーターメロンって可愛いじゃあないですか」

….と用事を思い出したのか、その場を離れたブレイガールは、数分後、戻って来た。そして、云った。

「シカに会って来ました」
「はあ?」
「シカに会って来ました」
「はあ?」
「だから、『鹿』に会って来たんでスウ。資料を渡してきたんでスウ」
「ああ、『鹿』ね。アオニヨシ君に会って来たんだ」
「ええ、『鹿』さんでスウ」
「やっぱり君はブレイガールだな」
「ええーっ、どうしてですか?」
「無礼じゃあないか、アオニヨシ君のことを『鹿』『鹿』って云うのは」
「だって、あの人、『鹿』なんでしょ」
「そうさ、だけどねえ…」
「『鹿』さんを『鹿』って云って、何がおかしいんですか?」
「アオニヨシ君は確かに『鹿』さ。でもね、人間界で『人間』を装って生活してるんだ。一所懸命、『人間』らしく振る舞おうとしているんだ、それを君は…」
「でも、『鹿』なんでしょ。それにアナタだって、ブログであの人のことを『鹿』だってバラしているじゃあないですか!」
「うっ」
「ブレイなのはアナタの方じゃあないんですか?アタシ、ブレイではありません。改名して下さい!」


困った、困った。この無礼者にブレイガール以外のどんな名前をつければいいのであろうか?










2014年9月24日水曜日

「ボクはロリコンではない!ヘンタイだ!」….【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】




「おいおい、アイツ、カンカンだぞお。君のせいだ」

エヴァンジェリスト氏がウンザリだという表情で文句を付けて来た。

9/23の夜、半年振りにビエール・トンミー氏と会食したそうだ。その際に、私のこのブログに文句を云っていたらしいのだ。

「アイツは云ってたぞ。『ボクはロリコンではない!ヘンタイだ!』ってな。会食の間、何度もそう繰返して来て、面倒臭かったぞ」

どうやら、私がビエール・トンミー氏について、『ビエール・トンミー氏追跡特別チーム』の特派員からの報告として、氏がご近所では『熟女好きのロリコン』って噂になっていることを紹介したことを云っているようだ。(参照:トンミー、遁走!….【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】

しかし、私は、ビエール・トンミー氏のことを『ロリコン』だと云った訳ではない。『熟女好きのロリコン』と噂されているらしい、ということを、それも特派員がそう報告して来たことを紹介したに過ぎないのだ。

「ということは、『ヘンタイ』であることは認めたんですね」
「ああ、認めた。『ボクは、ヘンタイであることは認める!でも、ロリコンではない』そうだ」
「ほう、認めたんだ『ヘンタイ』だってことを。で、どんな『ヘンタイ』なんでしょうか?」
「五月蝿い!知るか!アイツがどんな種類の『ヘンタイ』であろうと、構わん。男の友人に変なことをしようという趣味がなければなあ。アイツに太ももでも触られながら、『この後、ホテル行くう?ウッふん』とでも云われたらかなわんからな」
「まあ、無類の女好きですから、その心配はないでしょう」
「そうだな。『ロリコン』ではないと云っていたが、そう云えば、『熟女好き』は否定はしておらなんだな」
『若い娘(こ)が好き』なようですが、『熟女も悪くはない思っているんでしょう」(参照:若い娘(こ)が好き!.....[結果発表]ビエール・トンミー氏は何故、オープンカレッジに?【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】)
「それに、やはりオープンカレッジ通いは、●●●子先生目当て』でもあるらしいぞ」
「やはりねえ。今月(2014年9月)の29日から、後期の授業開始なので、ウキウキだったでしょ」
「良く知っているな。そこまで調べ上げていたのか!?特派員から報告があったのか?その通りだ、超ウキウッキーだった」
「ほんとお気楽な老後生活ですね」
「ただ、●●●子先生に『スクリュードライバーは飲ません』と云ってたぞ」
「アナタも単純ですね。その言葉を真に受けたんですか?」
「何?ワシはビエールに騙されたのか?」
「『スクリュードライバーは飲ませない』けど『ルシアン』『アレキサンダー』でも飲ませようと思っているんですよ」
「な、な、な、なんだ?その『ルシアン』とか『アレキサンダー』は?」
「アナタもウブですねえ。『スクリュードライバー』同様、レディー・キラー・カクテルですよ」
「そうかあ!そうだったのかあ!?あの『嘘つきヘンタイ』野郎め!」












2014年9月21日日曜日

トンミー、遁走!….【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】



「ちっ!アイツのせいだ」

舌打ちしながらビエール・トンミー氏が呟いた、と特派員から報告が入った。『ビエール・トンミー氏追跡特別チーム』の特派員である。

しばらくなりを潜めていたビエール・トンミー氏がようやく現れたのだ。自宅に引きこもり、一切外出していなかったが、この夜、久しぶりに氏の任務であるゴミ出しの為、自宅から出て来たのだ。(参照:ゴミは不倫の匂い?…【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】

「お久しぶりですねえ、トンミーさん」

特派員が声を掛けた。はっ、としたビエール・トンミー氏は、片手で自身の顔を隠しながら、その場を去ろうとした。

「ちょ、ちょ、ちょっと待って下さい」

特派員もここを逃してなるものかと、素早く身を動かし、ビエール・トンミー氏の行く手を塞いだ。

「9月5日から今まで、ご自宅にこもっていらしたのは、あの記事のせいですか?」
「ノーコメントだ」
「五月蝿い!ノーコメントだ」
「オープン・カレッジに通うようにしたのが、現役女子大生目当てだと、バラされたからですか?合コンしたかったからだと…」
「合コンはしていない」
「でも、女子大生とイイコトしようとしたことが、奥様にもバレて大変だったんでしょ?」
「ちっ!アイツのせいだ」
「奥様からは『アータ、そんなに若い娘(こ)がいいの!?どうせ、ワタシなんておばあちゃんよ!』とでも云われましたか?」
「聞いてたのか?」
「奥様だって、その『若い娘(こ)』だったから、アナタの毒牙にかかったのにねえ、スクリュー・ドライバーで」(参照:【なれそめ】ヘンタイ、美女を落す!.....【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】
「あんなに簡単に引っ掛かるとは思っていなかった…」
「『若い娘(こ)』好きだから、ロリコンとでも思われたのではないですか?」
「ボク、ロリコンではないのに….多分」
「ご近所では噂になっていましたよ。『トンミーさんのご主人って、ロリコンですって。ウチの娘にはトンミーさんちに近づいちゃ駄目よ、と云いましたの』なんて云われていますよ」
「女房も恥ずかしいったら、ありゃしない、と…」
「それで外出禁止令が出たんですね。でも、2週間経ってようやく夜のゴミ出し解禁ですか。でも、夜のゴミ出しはつまらないでしょ?」
「ああ、つまらない」
「でも仕方ないでしょ。朝のゴミ出しだと、アナタがご近所の奥様方を変な目で見るんですから」
「アイツ(『プロの旅人』氏)には、近所の奥さんとの交流なんてない、とメールしたのに」(参照:ご夫人たちに気付かれた!?…【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】
「いまやアナタは、この界隈で、熟女好きのロリコン、という噂で持ち切りですよ」
「違うんだ!」
「完全にヘンタイと思われていますよ。オープン・カレッジに通うようにしたのも、実は、現役女子大生目当てだけではなかったんでしょ」
「ウッ…」
「投票(アンケート)結果では、女子大生目当て、となりましたが、実は美熟女目当て、でもあったんでしょ」
「美熟女なんていなかったのに。おばあちゃんばかりだ」
「でも、それって結果論で、熟したイイ女もいないかなあ、と思って通うようにしたんでしょ」
「ノーコメントだ」
「結果論から云うと、実は●●●子先生目当て、でもあったんでしょ」
「ウッ!ノーコメント、ノーコメントだ!」
美人の誉れ高いらしいではないですか。●●●子先生って、美人で博識なんでしょ?」
「ノーコメントだ!」
「90分の授業中一度もメモを見ないで講義してくれるし、日によっては、1日で違う講義を四コマも持っているんですって」
「何故、そこまで…イヤ、ノーコメントだ!」
「大学の先生(博士)って凄いもんですね。●●●子先生には、プライベート・レッスンもして欲しいんでしょ?」
「ノーコメントだ!これ以上は、事務所を通してくれ!」
●●●子先生にもスクリュー・ドライバーを飲ませるんですか?」
ノーコメントだあああああああ!」

そう叫びながら、自身の前に立ちはだかっていた特派員を手で払いのけ、ビエール・トンミー氏は自宅に駆け戻った。

トンミー、遁走である。










2014年9月19日金曜日

おー、ながしま、かねだ、ひろおか!




「訳の分んないことを云ってくるんですよねえ」

と、アオニヨシ君がぼやいてきた。

「あの人、一体、なんなんですかね?ボクが、人間ではなく、『鹿』だから、あの人の言葉、理解できなんいでしょうか?」

エヴァンジェリスト氏のことを云っているようだ。

「この前の出張先でのことなんですが、別々に現地入りするので、どう待合せしようかとiPhoneでCメールしてたんですよ、あの人と」

Cメール、ってことは、auだな。でもそれって、本当にCメールだったのか、それともiMessageだったのか…

「矢鱈、『おー!』ってメッセージを送ってくるんですよ。『これからそちらに向います』って云うと『おー!』、『今、電車に乗りました』ってって云うと『おー!』って具合なんです」

それはモノマネなんだ。『おー!』は、グソク・エヴァンジェリストの口癖だ。それを真似ているのだ。

しかし、エヴァンジェリスト氏の『おー!』が自身の息子のモノマネだなんて、アオニヨシ君は知る由がない。親が自分の子どもモノマネをすること自体、他に聞かない。

『おー!』『おー!』と五月蝿いなあ、と思っていたら、もっと妙な言葉をメッセージしてきたんですよ」

『調布で待つ』とでも云ってきたのか?.....調布は、申すまでもなく、エヴァンジェリスト氏が入るのではないかと噂される石原プロがある街だ。

「アナタもくだらないことを云いますね。勿論、『調布で待つ』ではありません」

失礼した。

『おー、ながしま、かねだ、ひろおか!』って来たんですよ」

ナルホド、そう来たか!

「意味が分りません」

そりゃ、アオニヨシ君には分らないだろう。昭和30年代、40年代のギャグだ。

『王、長島、金田、広岡』(おー、ナガシマ、金だ、拾おうか)ということなのだ。いずれも往年の有名プロ野球選手だ。

「くだりませんねえ」

ああ、くだらない。私も云ったことのあるギャクだが、私は、王、長島、金田、広岡よりも、大和田、興津、森永、藤井に山本一義だなあ。それに、池田、大石に長谷川良平だなあ

「ああ、広島東洋カープなんでしょ、皆、知りませんけど」

分っちゃいないなあ、『広島東洋カープ』ではなく、『広島カープ』だよ、当時はね。ま、仕方あるまい、『人間鹿』だからなあ。








2014年9月13日土曜日

党首は手ブラ【VIPの資質】




「手ブラは好かん」

京都駅の特派員から速報が入った。新幹線の八条東口でのことらしい。

同僚を待つエヴァンジェリスト氏が、「手ブラは好かん」と独りごちていたそうだ。

エヴァンジェリスト氏は、空路(羽田空港→伊丹空港)で先に京都入りしており、新幹線で京都入りする同僚たちを新幹線の八条東口で待っているようである。

それにしても、同僚たちを待ちながら、なんてことを云っているのか!?芹那や檀密、鈴木ちなみ等には、手ブラではなく、ノーブラでいて欲しいとでも云うのか?

まあ、そう思うのは自由だが、何も京都駅で、公衆の面前でそんなことを呟くこともあるまいに….

「バンリの奴、随分お偉くなったもんだ」

バンリ?誰のことだ?...と思っていたところ、続報が入った。

「海江田万里です。海江田万里が八条東口の改札から出て来ました!あれは、間違いなく海江田万里です!民主党党首です。回りをSPに囲まれ、手ブラで歩いています

海江田万里が手ブラで歩こうと構わぬではないか。それに、「バンリの奴、随分お偉くなったもんだ」と云う程、海江田万里とエヴァンジェリスト氏とに繋がりがあるとは思えない……いや、接点は僅かながらあった。

そうだ、野末陳平だ。

海江田万里は、タレントで政治家であった野末陳平の秘書だったことがあるのだ。そして、エヴァンジェリスト氏は、野末陳平の『弟子』であったのだ。

今はもう、野末陳平のことを知る人も少なくなったかもしれないが、その昔は売れっ子のテレビやラジオの構成作家であり、タレントであった。

早稲田大学の文学部東洋哲学科卒業している野末陳平は、姓名判断にも詳しく、KAPPA BOOKSで『姓名判断』という本も出しているのだ

高校生であったエヴァンジェリスト氏は、野末陳平のその『姓名判断』を貪るように読み、『姓名判断』力を身に付けたのだ。だから、ある意味でエヴァンジェリスト氏は、野末陳平の『弟子』なのである。

とはいえ、やはり海江田万里とエヴァンジェリスト氏との間には、接点はない、といった方が正しいであろう。

それにしても、まさか海江田万里が公衆の前で『手ブラ』……と思っていたところ、続報が入った。

「バンリよ、鞄くらい、自分で持て!」

そうか、そういうことなのか。『手ブラ』と云っても、『手でブラジャーをする』のではなく、『手に何も持たない』ってことなのか。

「オーラがあります。あれがVIPなんですね。」

生の海江田万里に遭遇して、特派員は興奮している。

そういうことなのだ。それがVIPなのだ。一般人は、少なくとも普通のビジネスマンは、『手ブラ』で出張はしない。日帰り出張であろうと、宿泊出張であろうと、通常は鞄を手にしているものだ。

それがVIPとなると、『手ブラ』で移動為さる訳だ。

「負け犬の遠吠えですね」

特派員はそうエヴァンジェリスト氏を批判するコメントを送って来た。

「悔しいのでしょう。自分は還暦過ぎたシガナイ再雇用者で、出張するにも自分の鞄は誰も代りに持ってくれるでもなく、悔しいのでしょう」

特派員はそうエヴァンジェリスト氏の心情を解析してみせた。と……

「ワシは石原プロ入りしても、ロケで出張する時でもいつでも、自分の鞄は自分で持つぞ。手ブラは好かん」

エヴァンジェリスト氏は再度、そう呟いたそうだ。

ああ、そんなことを云うなんて、いつまで経っても石原プロ入りが叶わぬくせに、虚しくないのか、エヴァンジェリスト氏よ!

悔しかったら偉くなって、『手ブラ』で歩いてみせるがよい。

……おっと、そんなことを云うと、本当に手でブラジャーをして外を歩きかねない。余計なことは云わぬようにしよう。エヴァンジェリスト氏の「手ブラ」ヌードなんて見たくはない。









2014年9月12日金曜日

スーツは緑!【スターの資質】




「まだまだ修行が足らぬようだ…」

東京駅の特派員から速報が入った。東北・上越新幹線のホームでのことらしい。

出張の為、ホームで新幹線を待っているエヴァンジェリスト氏が、「修行が足らない」と独りごちていたそうだ。

「太郎さんは流石だ」

太郎さん?誰のことだ?...と思っていたところ、続報が入った。

「志垣太郎です。志垣太郎がいました!あれは、多分、志垣太郎です!」

志垣太郎がどうしたというのだ?志垣太郎とエヴァンジェリスト氏とは繋がりがあるとは思えない。

志垣太郎は、オスカー所属である、石原プロとは関係ないはずだ。だから、エヴァンジェリスト氏とも関係はないはずなのだ。

「スーツはだな。負けた……」

そう呟いたという。ますます何のことやら分らない。

「志垣太郎は緑色のスーツを着ています」

そうか、そういうことなのか。

「オーラがあります。あれがスターなんですね」

特派員も興奮している。

そういうことなのだ。それがスターなのだ。一般人は、少なくとも普通のビジネスマンは、まず緑色のスーツは着ない。

しかし、スターは緑色のスーツを身にまとうのだ。石原プロ入りすると噂されるエヴァンジェリスト氏であるが、氏のスーツは、いつも濃紺無地

猪木さんは、周知の通り、スーツに長~いマフラーを首から下げている。マフラーの色は大体は赤だが、緑のこともある。色は兎も角、他の誰もスーツに長~いマフラーを首から下げたりはしない。

スーツに長~いマフラーを首から下げているだけで、猪木さんと分る。それがスターだ。

一方、エヴァンジェリスト氏は、長~いマフラーを身につけないどころか、ネクタイもスーツ同様、濃紺無地か、黒っぽい無地のものだ。

それは、作家の山口瞳さんに影響を受けたからと聞いたことがある。普通のビジネスマンよりも地味だ。地味だが、シックなので、逆に目立つと云えば目立つ。

しかし、そこにスター性はない。オーラはない。

「まだまだ修行が足らぬなあ」

エヴァンジェリスト氏は再度、そうごちたそうだ。

「あ、志垣太郎が立ったまま脚をクロスさせました。オーラが増しました」

そうだ、それがスターというものだ。

エヴァンジェリスト氏よ、確かにアナタはまだまだ修行が足らぬようだ。







2014年9月8日月曜日

『うんこ』はトイレでする。





親子程に歳が離れているが、私はアオニヨシ君を尊敬する


エヴァンジェリスト氏は、アオニヨシ君に対して、「一見、人間に見えるが、よくよく見るとさあ」とか(参照:鹿、ザ・ワイルド)、「このエロ『鹿』め!」とか、「『鹿』がお洒落をするのか!?」とか(参照:鹿、ザ・バイブレーション)、云いたい放題である。


しかし、自らが『鹿』(厳密には、『人間鹿』)であることを暴露されても、アオニヨシ君はたじろぐこともせず、むしろ積極的に自らを『鹿』と認めるのだ。


エヴァンジェリスト氏が、奈良によく出張をするアオニヨシ君に対して、

「奈良公園に行くとほっとするだろ、仲間が一杯いて」

と云っておきながら、わざとらしく

「おっと、ごめんごめん、また君のことを『鹿』ってバラしちゃった」

と云った際にも、アオニヨシ君は絶妙な『返し』をしたのだ。


アオニヨシ君は云ったのだ。

「ああ、いいですよ。ええ、ボク、『鹿』ですから、でも『うんこ』はトイレでしますよ

不適な笑みを頬に見せながらそう云ったのであった。


……私はアオニヨシ君を尊敬する。だって、『鹿』なのに、『うんこ』をちゃんとトイレでするのだから。






2014年9月7日日曜日

【益田名物】『鶏卵饅頭』か『鹿卵饅頭か』



「不満ですねえ」

笑顔で怒ってみせたアオニヨシ君であった。

「いえ、感謝していますよ、エヴァンジェリスト氏には。今年(2014年)の6月22日に、AKB48チームAの全国ツアーを私の田舎の益田市から始めるようにしたのも、エヴァンジェリスト氏なんでしょ。あっちゃん(前田敦子)の線で秋元康を動かしたんだと思います」

いや、エヴァンジェリスト氏自身は、あっちゃんとの『関係』を否定はしているが…(参照:【落選?】「あっちゃんも一緒だったんですか?」(蛇足)

「それに、『○○ラン饅頭』だなんて面白いじゃあないですか。何にせよ、話題として頂けるということは、鶏卵堂のいい宣伝になります」(参照:「○○ラン饅頭?.....鶏卵堂さんが怒りますよ!」

大人である。

「不満なのは、私の田舎の名物なのに、何故、『鹿』ではなく『鶏』なのか、と突っ込んで頂きたかった、ってことなんです」

こうなるともう、「さすが」としかいいようがない。

アオニヨシ君は元より、自らが『鹿』(厳密には、『人間鹿』)であることを否定はしていないが(参照:鹿、ザ・ワイルド鹿、ザ・バイブレーション)、積極的に自らのことを『鹿』と云うとは!

尊敬するぞ、アオニヨシ君!


……しかし、アオニヨシ君が大物振りを見せたのは、今回が初めてではなかったのだ。それは…





2014年9月6日土曜日

「ウカジ vs タチ」…コーディネーターは誰だ?




「アナタなんでしょ?」

ワシとしたことが、奴(このブログの主)の突然の問いに狼狽えてしまった。

「アナタなんでしょ?エヴァさん」
「いや、ワシは知らん」
「だって、ウカジとタチさんが共演するなんて、アナタ以外の誰がコーディネートできるんですか?」

スズキ自動車スペーシアカスタムのCMのことだ。奴め、見てしまったのか。

ウカジとタチさん(徳重聡、金児憲史、宮下裕治も一緒だ)が共演しているCMだ。

「舘さんというか、石原プロとアナタ(エヴァンジェリスト氏)との関係は今更云うまでもありません」
「そのことは原則、ノーコメントだと云ってるだろ」
「そして、ウカジだって、アナタとは因縁浅からぬ仲ですよね」
「ヌッ!」
「宇梶剛士はアナタと同じ街に住んでいるんでしょ?」
「し、し、知らん」
「宇梶剛士はマドモアゼル・エヴァンジェリストの小学校、中学の先輩でしょ?」
「一中(第一中学校)の卒業らしいなあ….いや、し、し、知らん」
「アナタの故郷である広島県安芸郡にも住んでいたことがあって、府中町立府中小学校に通っていたんでしょ?アナタのいとこのキヨくん、ヒロくんと同じ小学校ですよね?」
「そこまで調べていたのか…」
「ウカジの息子さんは、グソク・エヴァンジェリストの友だちでしょ?」
「ヌッ、ヌッ!同じサッカー・クラブにいたことまで調べているのか?」
「当り前ですよ」
「最初、ウカジという名前を聞いた時は、ウカジ(宇梶剛士)が売れ出す前だったから、変った名前だなあ、と思ったもんだ」
「ほら、やはりウカジとアナタとは…」
「いや、ワシはブラックエンペラーには入っておらん」
「そんなことは分ってます。アナタ、自動車の運転免許も、バイクの免許も持っていない腰抜けじゃあやいですか」
「運転免許は持っていても、道をまともに曲がることもできないビエール(ビエール・トンミー氏)よりはましだ」
「話を別の方向に持っていこうとしても駄目です。要するに、あのCMでウカジとタチさんが共演するようコーディネートしたにはアナなんでしょ!?」
「ノーコメントだ。これ以上の質問は、事務所を通してくれ」

そう云い放って奴から離れた。

危ないところだった…いや、奴の指摘通りだ、ということではないぞ。そこんとこ、間違えないようにな、皆さん。







2014年9月5日金曜日

【なれそめ】ヘンタイ、美女を落す!.....【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】







「アイツ(エール・トンミー氏)は、若い娘(こ)が好き決まっているではないか」

エヴァンジェリスト氏が解説を始めた。

……「ビエール・トンミー氏は何故、オープンカレッジに?」と題したアンケート(参照:疑惑のカレッジ….【ビエール・トンミー氏の優雅な老後)結果を知らせた際のことであった。


「いいか、君も知っているだろう、マダム・トンミーのことを」
「ええ、美人の奥さんですね」
「ああ、美人だ。ビエールには勿体ないくらいのな」
「同感です」
「だが、マダム・トンミーは美人なだけではない」
「頭もいいし、料理もお上手のようですね」
「それもそうだが、ポイントはそこではない」
「どこですか?」
「マダム・トンミーは、ビエールよりも10歳も若いのだ」
「ああ、そうでした」
アイツは昔から若い娘(こ)が好きだったんだ」
「なるほど、確かにそうですね。犯罪的です」


「マダム・トンミーはアイツと同じ会社に勤めていたんだ」
「ああ、あの『日本を代表する超一流企業』ですね」(参照:「ブレイボーイ」参上.....【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】
「アイツはシステム部で、マダムはマーケティング部だった」
「違う部署なのに、どうして接点を持てたんですか?」
「マーケティング関係のシステムを開発したのだ。その時のシステム部の担当がアイツだ。マダムはマーケティング部の方の担当の一人だった」
「でも、10も歳が離れていたのに、どうやって…」
「開発が完了し、打上げをした。1次会が終り、2次会に行った。1次会でも2次会でも、アイツは何かとマダムの側に近寄った」
「まあ、スケベですからね」
「しかし、その時まだマダムはアイツがヘンタイであることを知らなかった。むしろ、歳の離れた優しいお兄さんのように感じていた」
「話し方は優しいですからね」
「金もあるから身につけていたものも高価であったしな」
「でも、それだけでは、マダムもなびきはしないでしょ」
スクリュードライバーだ」
「えっ?パイルドライバー?」
「戯け!わざと惚けるな」
「ごめんなさい」
「2次会で少々話が盛り上がった勢いで、その後にシティ・ホテルのバーに誘ったんだ。そこでアイツは、スクリュードライバーをマダムに飲ませたんだ」
スクリュードライバーですか、随分、ベタな落し方ですね。そんな手にマダムはひっかかったんですか?」
「ああ、まんまとひっかかったのだ。マダムはまだ若かったから、スクリュードライバーを知らなかったんだ。アイツは、『余り酔うといけないから、オレンジジュースに少しお酒を入れたものの方がいいよ』と云ってスクリュードライバーを飲ませたんだ」
「汚い手を使いますね」
「アイツはヘンタイだからな。まんまとひっかかったマダムは、目覚めたら、バーの入ったシティ・ホテルの部屋のベッドの中にいたってことさ」


そうだったのか!汚いぞ、ビエール・トンミーめ!このヘンタイ野郎!



【おしまい...但し、ヘンタイは続く】




若い娘(こ)が好き!.....[結果発表]ビエール・トンミー氏は何故、オープンカレッジに?【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】




「フン、そんなこと、最初からわかってるじゃあないか」

折角、投票(アンケート)結果を知らせたのに、エヴァンジェリスト氏ったら、全く興味を示さない。

2014年8月7日から1ヶ月弱、「ビエール・トンミー氏は何故、オープンカレッジに?」と題したアンケートを実施した。(参照:疑惑のカレッジ….【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】

問いは、以下の通りであった。


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では、質問です。

ビエール・トンミー氏が、オープンカレッジに行くことにした理由を以下から選べよ。

(1)現役女子学生目当て 
[昔とった杵柄でナンパしたい、合コンとやらもしたい]

(2)オープンカレッジに通う美熟女目当て
[お互い家庭を壊さない程度に、ムフフ]

(3)美人の誉れ高い●●●子先生目当て 
[出来れば、プライベート・レッスンも]

(4)奥さんに惚れ直してもらう 
[今度、奥さんと欧州旅行をした際に、西洋の美術知識を披露して、『アナタ、ス・テ・キ』と云ってもらいたい]

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ビエール・トンミー氏が、この(2014年)4月から母校(ハンカチ大学)のオープンカレッジ(西洋美術史)に通うようになった理由を問うたのであった。

その時は、

「なにい、オープンカレッジだと!?奴は、何故、今更、オープンカレッジとやらに通うんだ?」

とか

「おお、君はワシに挑戦するのか?」

と云っていたのに、今更、「フン、そんなこと最初からわかってるじゃあないか」はないであろう。

エヴァンジェリスト氏に知らせた投票(アンケート)結果は、ご存じと思うが、以下の通りである。


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(1)現役女子学生目当て
  4 (44%)

(2)美熟女目当て
  3 (33%)

(3)美人の●●●子先生目当て
  1 (11%)

(4)奥さんに惚れ直してもらう


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見事、「グランプリ」に輝いたのは、そう、現役女子学生目当て」である。


「アイツ(ビエール・トンミー氏)は、若い娘(こ)が好き決まっているではないか」

ため息を吐くように、エヴァンジェリスト氏が解説を始めた。



【続く】