2014年9月28日日曜日

「疑惑のカレッジ」ふたたび(前編)….【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】



「メンズ館の中を彷徨いています」

『ビエール・トンミー氏追跡特別チーム』の特派員からの報告である。新宿の伊勢丹メンズ館にビエール・トンミー氏がいるらしい。

「今は5階です。ポール・スチュアートに入った後、バーバリーに入りました」

ビエールは一体、何をしているのか?一年前に(2014年10月に)仕事を完全リタイアし、「暇だあ、暇だあ」と優雅な老後生活を送っている老人が何故、オシャレをしようとしているのか?

「君は相変らず、何も分っちゃいないなあ」

特派員からの報告を受ける際に、丁度、居合わせたエヴァンジェリスト氏がまた私を馬鹿にして来た。

「男にせよ、女にせよ、オシャレをする理由は一つだけだ」
「どういう理由ですか?私はオシャレをしないので、分らないのですが…」
「モテる為だ」
「モテる?」
「そうだ、モテたいのだ」
「誰に?奥さんに?」
「ビエールは奥さんにはもう見向きもしてもらえぬ」
「では、誰に?」
●●●子先生だ」
「西洋美術史の?」
「そうだ。明日(2014年9月29日)からまたオープン・カレッジが始るのだ」(参照:疑惑のカレッジ.....【ビエール・トンミー氏の優雅な老後】

「そうだったんですか!」





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