2014年7月21日月曜日

「ブレイガール」参上!.....エヴァンジェリスト氏には、内緒だよ。



エヴァンジェリスト氏には、内緒にして欲しい……


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エヴァンジェリスト氏は他に類を見ない程の無礼者であるが、その女性もエヴァンジェリスト氏に負けない程の無礼者である。

エヴァンジェリスト氏の若き日の写真が見つかり、たまたまそこに居合わせたエヴァンジェリスト氏の同僚の女性に訊いた。

「この写真の中にエヴァンジェリスト氏がいる。中学1年生の時のものだ。多分、遠足の際のものだ。さて、この写真の中で、エヴァンジェリスト氏はどの子か分るかい?」




その女性はしばらく写真を眺めていた。iPhoneの拡大鏡アプリで拡大してみたり、裏返してみたりしていたが、どの子がエヴァンジェリスト氏か分らない、と云うのでヒントを与えた。

「イケメンを探せ」
「イケメンですね」
「ああ、イケメンだ。当時はそんな表現は使わなかったが、まあ、要するに格好いい子だ」
「格好いいんですね」
「ああ、エヴァンジェリスト氏は、今と違い、昔はスリムで格好良かったのだ」
「どの子かなあ」
「今のエヴァンジェリスト氏の姿形に囚われてはならない」
「ええ、格好いいんですね。あっ、この子かなあ(と、ある子を指した)」
「いや、その子が格好いいか?」
「格好いいじゃあないですか?」
「そうかなあ」
「じゃ、この子かなあ(と、また別のある子を指した)」
「違うなあ。イケメンを探せばいいだけなんだけどなあ」
「分りませんよお」
「そうかあ、仕方ないなあ。教えよか?」
「ええ、教えて下さい」
「この子だ(と、以下の写真の子を指した)」


「ええー!この子ですかあ?」
「ああ、この子がエヴァンジェリスト氏だ」
「うそー!ハンサムじゃあないですかあ」
「ああ、悔しいが、ハンサムだ。だから云っただろう、イケメンを探せと」
「ええ、まあそうですけどお」
「エヴァンジェリスト氏は、今と違い、昔はスリムで格好良かった、と教えただろう」
「ええ、教わりました」
「じゃあ、何故、分らん?」
「だって、この子ハンサム・ボーイじゃあないですか」
「この子がハンサムだと思っていながら、何故、それがエヴァンジェリスト氏だと思わなかったんだ?」
「だって、格好いいじゃあないですか。いやあ、ハンサムですよ。だから、まさか、って思いますよ」


開き直りにも程がある。エヴァンジェリスト氏のことを上記の写真中で一番ハンサムと思っていたのに、それをエヴァンジェリスト氏とは認識しなかったのだ。

私が、「エヴァンジェリスト氏は、今と違い、昔はスリムで格好良かった」、と繰返し云ったのに、むしろ、一番ハンサムだからその子をエヴァンジェリスト氏とは思わなかったと云うのだ。

ホント、失礼にも程がある。だから、「アナタ」は「レイガール」ならぬ「レイガール」なのですよ、マドモワゼル・ブレイガール!

尚、「レイガール」は、昔、東京12チャンネル(今のテレビ東京)で放映されていたお色気女性アクション・ドラマであった。

沢たまき、大信田礼子、西尾三枝子、片山由美子、渡辺やよい、宮園純子、ひし美ゆり子たちが、ミニ・スカートで悪人に蹴りを入れ、その際にパンチラがあり、若き日の(大学生で下宿住いであった頃の)エヴァンジェリスト氏は興奮していたものだ(その程度で興奮していたとは、今からすると可愛いものだ)。

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レイガール」のことも、「レイガール」のことも、エヴァンジェリスト氏には、内緒にして欲しい……







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