2014年7月3日木曜日

「YOUは何しに米子鬼太郎空港に?」



「米子鬼太郎空港に『無事』到着です」

米子の特派員から報告が入った。エヴァンジェリスト氏の言動が心配なので(参照:「僕は自殺しない」……..再雇用者の呟き。)、米子出身の特派員に羽田空港から尾行させたのだ。

残念ながら、いやエヴァンジェリスト氏の『意向』に反して、羽田空港14:15発-米子鬼太郎空港15:35着のANA385便は、当り前のことではあるが、無事に到着したようだ。エヴァンジェリスト氏の窮状は分るが、飛行機に乗って、妙なことが起きてもらっては困る。

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「ところで、エヴァンジェリスト氏は何をしに米子に来たのですか?」

そうだ。特派員には、尾行の理由を教えていなかったのだ。

「『YOU』の関係ですか?」

ああ、そうか、『YOU』絡みと勘違いしているのか。バナナマンがMCのテレビ東京のバラエティ番組「YOUは何しに日本へ?」のことだ。

日本に来た「YOU」、つまり外国人に「何をしに日本に来たのか?」という成田空港等でインタビューをすることをメイン企画とする番組である。

先日の(2014年6月23日の)放映で、新企画「日本全国・国際空港へ行ってきなYOU」が始った。

担当ディレクターに、地方空港で「YOU」に突撃インタビューをさせ、「密着取材」が出来るまでは東京に戻って来てはいけない、という企画である。

最初の空港は、キタグニカラキタ・カミ氏(旧名:キタグニカラキタ・スパイ、参照:スパイが神になった日)の地元、旭川空港で、2晩目の空港が米子鬼太郎空港であった。

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「旭川空港はまだしも、米子鬼太郎空港はないだろう」

番組を見ながら、エヴァンジェリスト氏が呟いた。

「米子鬼太郎空港にYOUは殆どいないぞ」

さすが、元「プロの旅人」である(エヴァンジェリスト氏は、諸般の事情で、この(2014年の)4月から出張三昧の部署から、基本的には出張の内部署に異動となったのだ)。

旭川空港では、密着取材の「YOU」は簡単に見つかったが、米子鬼太郎空港ではなかなか見つからまかった。

国際線は、韓国(ソウル:金浦)便が1日3便あるだけで、しかも担当ディレクターに大問題が発生した。韓国人と日本人との区別がつかないのだ。

で、そうこうしている内に人がいなくなり、国内線で到着した「YOU」に密着取材をしたが、断られ、ついに空港外に「YOU」を探しに出てしまう。




「しかし、あれはないぞお」

エヴァンジェリスト氏はオカンムリだ。

空港外に「YOU」を探すのは、企画に反した行動であるが、それだけでオカンムリになったのではなかった。

「鳥取(市)まで行ってはいかんだろう」

それはそうだ。鳥取市には鳥取空港があるのだ。鳥取県には、生意気にも、いや失礼…..えへん、鳥取県には空港が2つあるのだ。県西部の米子には米子鬼太郎空港、県東部の鳥取市には鳥取空港があるのだ。

空港外で「YOU」を探すにしても、空港が米子鬼太郎空港なら、米子で探すべき、ということなのだ。

結局、鳥取市でロシア人女性の「YOU」を見つけ、密着取材に成功はしたのであったが。

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エヴァンジェリスト氏は何をしに米子に来たのですか?」

特派員が繰返し訊いてきた。

「飛行機では、エヴァンジェリスト氏の一つ空いた隣の席がYOUでしたので、密着取材を申し込むのかと思って注意していましたが、話しかけもしませんでした。エヴァンジェリスト氏は、『YOU』の関係で米子入りしたのではないですか?」

「いや、知らない」

本当に知らなかった。水木プロと石原プロの合併の件かもしれないが………(参照:合併!?水木プロと石原プロ

「エヴァンジェリスト氏に、『YOU』で密着取材して欲しいです」

いつのまにか、カンサイデモナイ・トーカイデモナイ・チュラデスさん(「うぬぼれ営業」夫人、参照:ひと味違う私の指…….沖縄の光景(後編)【呉市音戸町波多見】どちらかといえばキリスト教。どちらかとえいば平家。(中編)【疑惑の旅】八坂神社は縁結びの神(シーン5))が、私と特派員との会話(電話)聞いておられ、口を挟んで来られた。

止めて欲しい。カンサイデモナイ・トーカイデモナイ・チュラデスさんは、ご自身の思いを素直に云われただけであることは分っているが、そんな話がエヴァンジェリスト氏の耳にはいると、その気になってしまうのだ。

落ち込むエヴァンジェリスト氏も困るが、思い上がるエヴァンジェリスト氏はもっと困るのだ。





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