NHK BS1スペシャル「山本五十六の真実」に依ると、日露戦争の日本海決戦で勝利を収めたことから、日本の海軍はその後、戦艦を重視するようになったそうだが(だから「大和」等の戦艦を増産したのだ)、山本五十六はこれからは飛行機の時代と読み、実際に真珠湾攻撃ではその飛行機で大勝利を得た。
あの零戦も真珠湾攻撃に参加したはずである。(以下の零戦は、呉市の大和ミュージアムに展示してあるもの)
真珠湾攻撃という戦法を考え、そして、実行したのは、山本五十六であったが、本来、どちらかと云えば反戦であったようで(異論はあるようだが)、山本五十六は米国との開戦にも反対であったらしい。
米国との開戦に反対ではあったが、決ったことには従う主義であった為、真珠湾攻撃で米国に打撃を与え、戦法として重視していなかった戦艦(大和)にも乗ったようだ。(以下の「大和」も、呉市の大和ミュージアムに展示してあるあの「ミニチュア」だ)
真珠湾攻撃で打撃を与えれば、米国は早目に和解交渉で妥結すると思っていたようだが、そうはいかず、日本は泥沼の戦争に陥っていった訳だ。
因に、チチ・エヴァンジェリストが、自身が設計する「大和」に山本五十六元帥が乗ることを知っていたかどうかは不明である(今度お会いしたら、訊いてみよう)。
【続く】
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