(参照:ファット・ペンギン【ハンサムのなれの果て】の続き)
「ねええ、あの方って、とても素敵でなくって」
いやいや、その言葉は、確かにボクたちの高校の校庭で女子生徒たちが囁いていたのだ。君を見てな。
「ねええ、あの方って、とても素敵でなくって」
照れる必要はないよ、ビエール。君は女子生徒たちの憧れの的だったんだから。
「ねええ、あの方って、とても素敵でなくって」
正確には、ちゃんとそう聞こえた訳ではないが、君が彼女たちの口の動きからそう云っているに違いないことは十分に察することはできた、と云うのであれば、そうなのであろう(ふん)。
「ねええ、あの方って、とても素敵でなくって」
ちっ。若かりしビエール・トンミー氏がハンサムであったことを認めてやらざるを得ない状態に追い詰められたエヴァンジェリスト氏は舌打ちした。
オレは、奴のサーバントか!
ハンサムであったことを認めてやらないと、『忍者』を使って、自身の今の醜い姿を(ファット・ペンギンな様を)これ以上、Blog『プロの旅人』を使って公表されては叶わないのだ。
仕方があるまい、とエヴァンジェリスト氏は秘蔵写真を公開することにした。
これだ!これが、若かりし日のビエール・トンミー氏だ。
ジャニーズ系のように胸をはだけさせ、女性たちを虜にしたいたのだ。僅かにのぞく乳首に女性たちは、悶絶したのだ。
いいかい、ビエール?これで満足かい?自分でも驚くくらいハンサムだろ?
ボクってこんなにハンサムだったけ、と思うだろう?
屈辱のサーバントであるはずの男は、何故か満悦の表情を浮かべた。
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