「もう少ししたら警察が来るからね。暴れちゃダメだよ。とにかく本当のことを話しなさい。そうしたから許されるっていうもんじゃないだろうけど。警察は詰問めいたことをするかもしれないけど、ビビルことはないよ。勿論、反抗してもダメだけど」
5分程して警察がやって来て、エヴァンジェリスト氏は犯人の身柄を警察に引き渡しました。
その後、刑事さんとお巡りさん計7から8人がエヴァンジェリスト氏の部屋に上がり込み、被害者の女性とエヴァンジェリスト氏とエヴァンジェリスト氏の奥さんに、文字どおり入れ替わり立ち替わり質問してきました。
何回もいろんな刑事さんに名前や住所や事情を訊かれました。「代表がまとめてきけよ」って感じですよね。
一緒に追いかけてくれた青年は、自転車を投げ出したままだし、荷物も一旦家にもって帰りたいからといって行ってしまいました。でも、以後、戻ってきませんでした。
(続く)
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