2012年5月28日月曜日

【実録】エヴァンジェリスト氏、逮捕!(その25)【最終回】…..[M-Files No.2]




【実録】エヴァンジェリスト氏、逮捕!(その24)…..[M-Files No.2]の続きである)



事件のあらましは、ざっとこんなところである。

エヴァンジェリスト氏は民間人でありながら、犯人を逮捕した


あなたが毎日乗る電車の1編成の中に、果たして民間人でありながら「逮捕」の経験を持つ人が何人いるだろうか

しかも「逮捕」に際し、指一本ふれなかった人は何人いるだろうか(ああ、それにシャツとパンツ姿で、おまけに裸足でね)。

且つ、その犯人に、警察の尋問への対し方の指導を垂れた奴は何人いるだろうか。

更に、取り調べの刑事に漢字を教えてやった者は、一体本当に、何人いるのだろうか。

以上のことより、このエヴァンジェリスト氏の「ノータッチ逮捕劇」はM-Filesに記録されるに値するものと認めるものである。

とはいえ、エヴァンジェリスト氏の心は晴れ晴れしいものではない。

自分(犯人)が悪いとはいえ、逮捕された犯人のその後の人生を考えてしまうんですよ。しかし、そんなことを考えていると逮捕なんかできません。

エヴァンジェリスト氏は刑事にはなれそうにありません(本人は、刑事ドラマに出演する気になっていますが)。でもそこに事件があれば逮捕はしなくてはいけません。そう、事件に遭遇するとまた逮捕してしまうんでしょうね。


以上






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