「(ボクは、日本の『プロ野球』のことなんか全く興味ないんだ。『プロ野球』なんか、『MLB』とは比べようもないものだ)」
と思うビエール・トンミー氏の脳裏に、ホームランを打った後、『確信歩き』をする背番号『17』の選手の姿が浮かび、友人のエヴァンジェリスト氏に向け、キツイ、キツイiMessageを送った。
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「あんなあ、ワテ、日本の『プロ野球』大っ嫌いやねん。『MLB』の脚が長うて格好のエエ選手たちに比べ、日本の選手の格好悪いこというたら、あらへんで」
「個人の感想です」
「それに何より、あの『ピーヒャラ、ピーヒャラ』応援してるんが、煩そうて敵わんで」
「『ピーヒャラ、ピーヒャラ』が、ええんじゃないねえ。来年にでも、一緒に神宮球場に『ヤクルト X カープ』の試合でも見行くかいねえ。ほしたら。『ピーヒャラ、ピーヒャラ』でみんなと、『コーゾノ!』とか『スーエーカネー!』とか歌うとるで」
「ああ、それはそうかもしれへんな。ワテ、その場の雰囲気に流されやすいさかいな」
「けど、もう、『鈴衛』も『白濱裕太』も試合には出てこんけえね」
「そりゃ、残念やな。いや、ちゅうか、なんでワテが、興味もあらへん。日本のプロ野球の話なんかしてんのや。話を逸らすんも、エエ加減にしいや」
「何、云うんねえ。アンタこそ、<問題は、『スエズ運河』>云うた後、『スズエさん』とかなんとか、訳の分らんこと云うてきたんじゃないねえ。アンタ、『フーシ派』でワシの疑問を解消してくれるんじゃないん?」
「ああ、せやったな。アンサンの疑問、解消したるで。『フーシ派』は、『紅海』なんかを通る船舶を攻撃しとるんや。『海賊』みたいなもんやな」
「おお!海賊かあ!」
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「(しまったあ!また余計な一言を云ってしまった!)」
と、ビエール・トンミー氏は、『あ~あ』という形に自らの口を開いた。
(続く)
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