「(???でも、なんだ?....聞いたことがあるような….『右京』?)」
と、ビエール・トンミー氏が、思い出せないものを思い出す為の仕草として、自室で椅子に座ったまま、右斜め上の虚空を凝視めた時、友人のエヴァンジェリスト氏から、耳慣れたようなそうでもないような言葉を含むiMessageが届いた。
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「『豊さん』は、関係ないけえ」
「『豊さん』?,,,んんん、『豊さん』?」
「『豊さん』は、正義の味方、つまり、『正しい者に味方する』人じゃけえ」
「あ、ああ、その『谷豊』はんのことか」
「違うよおねえ。でも、『豊登』でも『三波豊和』でもないけえね」
「あは?なんか、おんなじようなやり取りしたような気がするで、アンサンと。でも、結局、『豊さん』が誰か、アンサン、明かさんままやったんとちゃうか?話をどんどん逸らすいうか、派生させていくさかいなあ」
[参照:チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その467)]
「あ、ほうじゃった?」
「読者の皆さんも、消化不良になっとるんとちゃうか?」
「そりゃ、いけんのお。読者の皆さん、『太田胃散』でも飲んでもらわんといけんねえ」
「あんなあ、そないな話やないねん。アンサンが、態とボケとんは知っとるけどのお」
「ほうじゃろうのお。『豊さん』が出とるCMは、『リアップ』じゃけえ」
「『リアップ』?それ、なんか、聞いたことるで」
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「(あ~ああ、聞いたことあるぞ、『リアップ』。栄養ドリンクじゃあないしい…)」
と、ビエール・トンミー氏は、文字通り、消化不良な感覚に襲われ、思わず、iPhone14 Proを持たぬ左手で、鳩尾辺りを抑えた。
(続く)
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