<注意>
ビエール・トンミー先生のiMessageによるベンツの『クラス講座』は、ベンツの幾つかの『クラス』に対して、またそのオーナーに対して、辛辣過ぎる評価があるかもしれないが、決して、それらのベンツ、のオーナーを侮辱、差別をするものではない。
西洋美術史としてビエール・トンミー先生の審美眼と、ハンカチ大学商学部卒の、しかも、SNCFの大家としてのビエール・トンミー先生のビジネス・センスとから、あくまで個人としての評価を述べるものである。
長年のベンツ・オーナーであるビエール・トンミー先生は、総ての『クラス』のベンツとそのオーナーを愛している。ベンツは、『評価』をするに値するクルマなのだ。『評価』をするに値しないモノについては、ビエール・トンミー先生は、言葉一つ吐くことはない。
[王道のEクラス(続き)]
「むか~し、昔、40年くらい前だが、月刊『ゴング』に、、英語を習得するには、ピロー・トーキングが一番だ、と書いてあったと思う。アントニオ猪木は英語ができる(後に、外国人記者たちとの会見には通訳を使うようになったが)。最初の奥さんが、アメリカ人だったからだ、とだ」
というiMessageをエヴァンジェリスト氏が、ビエール・トンミー先生に送ったのは、先生にドイツ人女性、フランス人女性と付合った経験があるのではないか、という疑惑を追及する為だった。
ビエール・トンミー先生は、BMWを『ベーエムベー』とちゃんと発音し、SNCF(フランス国鉄である)も『エス・エヌ・セー・エフ』とちゃんと発音するのだ。
しかし、先生は、その件に関しては、『ノーコメント』の姿勢を崩さない。
「ああ、40年くらい前かあ、その頃はなあ、ベンツには大きな車しかか無くて。そう、今のSクラスや、ちょっと小さい車としてミディアム・クラスという名称で今のEクラスが出てきたんや」
ドイツ人女性、フランス人女性との交際疑惑にはすっとぼけ、ビエール・トンミー先生は、ベンツの『クラス講座』を続ける。
「『ちょっと小さいミディアム』ちゅうても、Sクラスが鯨やさかい充分デカイんやけどな。まあ、云うて見たら、『Eクラス』は、シャチやな」
「おおー!シャチですか!『シャチ横内』のシャチですね」
「はああ?なんやねん、『シャチ横内』て?」
「海外でプロレスラーになり、国際プロレスにも参戦した日本人悪役レスラーです」
「知らんがな、そんなもん」
「しかし、シャチは、英語で云うと『Killer Whale』ですかし、デカくて『原宿の凶器』の異名を持つ先生に相応しいですね」
「うっ…」
「いえ、アレのことではありません。先生のアレは見たことありませんから」
「見せてたまるか!」
「先生は、存在がデカくて『凶器』のようなキレモノということです」
「いや、今は、自邸でひっそりと暮らす年金老人やねん」
「しかし、お持ちの『Eクラス』が、先生の存在の大きさを隠せません」
「まあ、そういうことになるかもしれへんなあ」
「『イイ~!』クラスだから『Eクラス』なんですね」
「はああ?」
(続く)
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