「ピッカピカの新入生で臨むのだろうね、ヒヒ」
『不定愁訴』の輩が、やけに陽気に声をかけてきた。
(参照:フテイ愁訴【ビエール・トンミー氏の友情】)
「どうした、エヴァ、元気そうではないか」
『不定愁訴』が何かは実はよく分らなかったが、気分がすぐれないことを云っているらしい。
それなのに、エヴァの奴時たら、やはりオレを揶揄っていたのであろうか。とても『不定愁訴』には見えない。
「来週からオープン・カレッジは新学期なのだろ、ビエール?」
「どうしてそれを知っている?」
「ピッカピカにしていくのだろ?」
「いや、ボクはピッカピカの1年生ではないぞ」
「確かに、あのオープン・カレッジも今年で4回目だものな」
「いや、ボクは西洋美術史をもっと極めたいだけだ、本当だぞ」
「それで、毎年、●●●子先生のクラスの新入生になるって云うのかい?」
「ルネサンスの知識が足りないとの自覚があるので、そこんとこを學び直したいのだ」
「ほおおお、まあ勉強熱心なことだ。まあ、いいだろ。せいぜい、ピッカピカにしていくことだな」
「はあ?何を云いたいのだ?」
「授業に向かう前に入浴して、ピッカピカにしていくことだな」
「まあ、斎戒沐浴して体の隅々まで清めるつもりではいる。神聖な授業だからな」
「○○もピッカピカにするのだな。いざという時に備えて、ヒヒ」
「い、い、いざという時……(ゴクン).」
「○の裏までしっかりと」
「いざという時は来るのか?(ゴクン、ゴクン)」
「教室の最前列、●●●子先生の正面の席に座り、入浴後の石鹸の香りを●●●子先生にぶちまけるのだ」
「おお!」
「そうすれば、イチコロさ」
「イチコロか?本当にイチコロか?」
「キミのミリキにイチコロさ」
「おお!おお!......」
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