2017年4月6日木曜日

【忖度】土俵にも男女雇用均等を




「昨日の件だが....」




朝っぱらから、ビエール・トンミー氏が電話してきた。7:30だ。エヴァンジェリスト氏は会社に到着したばかりであった。エヴァンジェリスト氏の出社は早い。

「なんだね、今から、オシッコしに行くところなんだが」
「やはり相撲の方がいいと思うんだ」
「はあ?」
「君の云う通り、レスリングもいいんだが、やはり相撲の方がいい」
「ボクはどっちでもいいが…」
「四股名は、『超珍宝』でお願いしたい」
「シッコナのことよりも、ボクはオシッコをしたい
「相変らずくだらんことを云う奴だ」
「はああ?どっちがくだらないんだ。四股名を『超珍宝』にしようと他にしようと君の勝手だが、相撲には寝技はないぞ
「『超珍宝』は、相撲界初の寝技が得意な力士なんだ」
「何を寝言を云っているのだ」
「相撲のルール改定を閣議決定してもらうのだ
「まあ、勝手にしろ。それより、ボクはオシッコをしたい
「男女雇用均等が国の方針なんだから、女力士だってアリだぞ」
●●●子先生を力士に、ってことだな」
「ヒヒ」
「ああ、そういうことか。レスリングより相撲の方が露出が多いからな。マワシだけだものだな





女力士の入門検査基準は当然、容姿とスタイルのみだ
「君は昨夜から眠らず、そんなことばかり考えていたのか!?」
「アッキーに頼めば、相撲協会も忖度するだろう」
「あああ、そんな忖度より、ボクのオシッコを忖度してくれえ!漏れるう….







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