『西洋美術史研究家ビエール・トンミー氏と巡るイタリア・フランスの美術を愛でる旅』なる旅行企画(まだゲラ刷り段階だが)に記載されたは、ビエール・トンミー氏のプロフィール(以下)について、ビエール・トンミー氏は、友人のエヴァンジェリスト氏に、iMessageで注文を出した。
『ビエール・トンミー氏のプロフィール
広島市立牛田中学卒業、広島県立広島皆実高等学校卒業、ハンカチ大学商学部卒業(フランス語経済学『優』取得)、オーテ飲料メーカー勤務(主として、システム部に在籍)、10歳歳下の会社同僚女性と結婚(夫人は、マーケティング部所属で、Windowsの使い方を教えたことがきっかけで結ばれた)、59歳で会社退職(オーテ飲料メーカーでは、60歳定年前の57-8歳くらいで退職し、後は、悠々自適の生活を送る社員が多い)、現在、ハンカチ大学オープンカレッジ西洋美術史継続受講中(『インモー』が欧州庶民に与える宗教学的影響を中心に研究中)』
ビエール・トンミー氏は、牛田中学卒業という経歴は誇りに思っているらしいが(先輩に2017年8月6日の平和記念式典で8月6日を8月8日と言い間違えた市長がいるにも拘らずである)、何故か、『広島県立広島皆実高等学校卒業』は消して欲しい、と云う。
それになあ、学歴についての記載が不足しているぞ。
「フランス語は、『il』(彼)と『elle』(彼女)しか知らないのに、フランス語経済学『優』取得、ということか?」
『il』(彼)と『elle』(彼女)しか知らなかったのは、事実であるが…..
「にも拘らず、フランス語経済学『優』取得できたマジックをバラしてもいいのだぞ、ふふふ」
うっ!....それなら、君がフランス文學を捨て、マーケティングに身を投じることになった経緯をバラすぞ!
「え!?」
好きな女性がファッション業界に就職したことを知った君は、自分もファッション業界に入ることにしたのだ。フランス文學界の最高峰のOK牧場大学大学院まで行っておきながらな。そのことを公表してやる。
「…自分の感情を抑えることができなかったのだ」
そして、フランス文學界の最高峰のOK牧場大学大学院の修士過程に身を置きながら就職した会社で、君はマーケティングをしている人と知り合い、マーケティングの手解きを受けた。
「ビジネスマンとしての自分の基礎がそこで創られたのだ」
君にマーケティングを教えてくれたその人は、日本のマーケティング界に聳え立つマサ・オウーノ教授の弟子だったんだよな?
「ああ…..まあ、それは……..」
ふん!君にマーケティングを教えてくれたその人は、自分はマサ・オウーノ教授の弟子だと君に云ったが、それは真っ赤な嘘であった。そのことを『ブンシュン』にタレ込んでもいいのだぞ。
「しかし、教わったマーケティングは嘘ではなかった…..」
『虚』中の『実』は、『虚』なのさ。その点、ボクは違うぞ。マサ・オウーノ教授は、我がハンカチ大学商学部の教授でいらしたのだ。
「畜生!」
そこのところをボクのプロフィールに書き込んでおいて欲しい。
『日本のマーケティング界に聳え立つマサ・オウーノ教授が教鞭をとっていた教室の隣の教室で学んだマーケティングのプロ。』
とな。
「君は分っちゃいないなあ。『西洋美術史研究家ビエール・トンミー氏と巡るイタリア・フランスの美術を愛でる旅』なる旅行企画は、私が立てたものではないぞ」
じゃあ、誰の企画だ?
(続く)
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