2018年1月11日木曜日

「MacBookProですか?」(その10)


「そうだ、ボクもあのチュワーデス(CA)の毒蜜に酔ってしまったのだ」

2018年1月2日、20:05発「福井空港」行のJANA1919便の機内にいる友のエヴァンジェリスト氏に、ビエール・トンミー氏からのiMessageが続いていた。

「あのチュワーデス(CA)の毒蜜に酔ったボクは、気付くと、ホテルのチュワーデス(CA)の部屋のベッドに、そう、裸で寝ていたのだ」

ああ、あいつの裸体なんて想像したくもない!

毒蜜によったボクは、『妻よ、許せ!もう無理だあ!!!』と、あのチュワーデス(CA)をベッドに押し倒すと、女の唇を自身の唇で塞いだ。そして…….」






「スチュワーデス(CA)は、『どうしたのよ?!強引ねえ』と云いながらも、満更でもない様子だった。だから、ボクは、再度、『妻よ、許してくれ、俺はもう、我慢できない!』と云って、チュワーデス(CA)の唇を塞ごうとした。しかし…..」

チュワーデス(CA)は、君の加齢臭に鼻を歪めていたのではないのか?



「そうだ、その通りだ。君と同じようにボクは臭い。チュワーデス(CA)は、ボクの加齢臭に鼻を歪めながらも、堪らなくその臭いの虜になったのだ」

君の奥様はどうなのだ、君の臭いは、奥様に嫌がられないのか?奥様は君よりも10歳も若いのだろう。

「おお、そうだ、そうなのだ!妻だ!」

はあ?

「再度、チュワーデス(CA)の唇を塞ごうとしたその時だ。『何が、妻、よ。いつもは、アタシのこと『君』って云うのに』という声がしたのだ」

それは、驚いたことであろう。

「何を冷静に云っているのだ。驚いたなんてものではない。ボクは、押し倒した女の顔を見た。妻だったのだ!女は、妻であったのだ」

奥様に、『アータ、どうしたの素っ裸になって?』とでも訊かれたか

「そうだ。ん?どうして知っているのだ?」


(続く)



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