ビエール・トンミー氏は、2018年1月2日、20:05発「福井空港」行のJANA1919便の機内にいる友のエヴァンジェリスト氏に、彼の心を読んだかのようなiMessageを送ってくる。
「福井のJANAホテルでは、あのスチュワーデス(CA)が宿泊するであろう部屋に君は行ってしまうことになってしまうぞ」
『ユアーズホテルフクイ』の夕食付プランで予約をしていたので、他のホテルに行っている暇はないのだが……
「君は甘いなあ。君も、あのスチュワーデス(CA)の毒蜜に惑わされるのだ、気を付けないとな」
『君も』?
「そうだ、ボクもあのスチュワーデス(CA)の毒蜜に酔ってしまったのだ」
『ぼくがぼくであること』(1973年に放映されたNHKの少年ドラマ・シリーズの名作だ。原作は、『児童よみもの作家』の山中恒だ)の主人公である平田秀一が、風が運んだ花の匂いに酔ってしまったようにか。いや、谷村夏代ちゃんは、『毒蜜』ではない。
「訳の分らぬことを云っている場合ではないぞ。あのスチュワーデス(CA)の毒蜜に酔ったボクは、気付くと、ホテルのスチュワーデス(CA)の部屋のベッドに寝ていたのだ。それも、裸でだ」
訳の分らぬことを云っているのは、ビエールの方ではないか。
いや、ビエールが、『Windowsのセットアップを手伝う』と云って、スチュワーデス(CA)の泊まるホテルの部屋まで入り込んだことも知ってはいるのだ。しかし、ああ、あいつの裸体なんて想像したくもない。
(続く)
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