(【設立?】ビエール・トンミー氏を応援する会[その9]の続き)
「年金は少なく、でも住宅ローンは80歳まで。65歳以降の君の家計はより苦しくなる」
攻守逆転し、ビエール・トンミー氏が、iMessageでエヴァンジェリスト氏を追い詰める。
「ギ、ギ、ギ、ギ、ギ、ギーッ!」
エヴァンジェリスト氏は、音声ファイルをiMessageで送ってきた。
「40年近くサラリーマンをしてきた君は疲れ果て、65歳以降はもう働きたくはない」
「(ああ、65歳になったら、のんびりしたい)」
今度は、エヴァンジェリスト氏が、心中で返信を始めた。
「しかし、君の奥さんは、『働かなくて、どうやって生活するのよ』と云う」
「(もう、働くのは辛い。何が1億総活躍社会だ!お為ごかしだ。年金を払えないから、老人も働け、と云うことだろうが!それに、65歳以上の老人に仕事なんて殆どない。何が人手不足だ!世の中は、老人に優しくはない!)」
「その時、君は、ニュースを見た」
「(ん?)」
「貴乃花さ」
「(うっ)」
「『貴乃花応援会』さ。名古屋でパーティーを開いたことを君は、知った」
「(うっ、うっ)」
「大人が一人2万円、小・中学生が一人1万円。1度のパーティで数百万円集まることがあることも知った」
「(うおー!)」
「そこで、君は考えた訳だ。そう、『エヴァンジェリスト応援会』だ!」
「(うおー!)」
(続く)
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