「だが、君には愛する妻がいる。10歳も歳下で、未だに可愛い奥様がいる」
エヴァンジェリスト氏は、iMessageでビエール・トンミー氏の心を抉る。
「(おおーっ!)」
「君の心は、奥様で満たされているのに、君の股間は、●●●子先生に囚われている。そのことを君は知っている。君は、そんな『己を見ている』」
「(やめてくれー!)」
「君は、そんな自分に苦しんでいる」
「(やめろ、やめろ!)」
「君は今、苦しく。そして、君の股間は、満たされることがなく、さみしさに覆われている」
「(君にボクの何が分るというのだ!)」
「だから、君は自ら、『ビエール・トンミー氏を応援する会』を設立することにしたのであろう」
「(……んん?.......はああ?)」
ビエール・トンミー氏は、表情に冷静さが戻り、小首を傾げた。
(続く)
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