ビエール・トンミー氏は、慌てて腰を引き、両足を窄めた。
「(んぐっ!んぐっ!)」
股間にそれまでにない大きな『異変』が生じたのだ。
「(んぐっ!んぐっ!んぐっ!)」
それは、記念撮影の為とはいえ、密かに『好意』抱く女性と腕を組んだからだけではなかった、
「(え!?…..柔らかい…..え?!)」
そうだ。多分、それは横○○であった。妻以外の女性のソレに触れたのは、結婚以来のことであった。触れたと云っても、腕にソレらしきものが少し、ほんの少し当った程度のことではあったが。
「(んぐっ!)」
その時、既に、股間に『異変』は生じていたのだ。
「ママ、もっとオジサンに近づいて」
iPhoneで撮影をしようとしている『ユキ』と呼ばれた少女が、母親に声を掛けた。
「こうかしら?」
母親は、素直に娘の言葉に従った。
「(んぐっ!んぐっ!)」
ああ、それはもう間違いなかった。横○○である。
(続く)
0 件のコメント:
コメントを投稿