2019年1月1日火曜日

【ビエールのオトナ社会科見学】ホイコーローを作る[その73]







ビエール・トンミー氏は、慌てて腰を引き、両足を窄めた。

「(んぐっ!んぐっ!)」

股間にそれまでにない大きな『異変』が生じたのだ。

「(んぐっ!んぐっ!んぐっ!)」

それは、記念撮影の為とはいえ、密かに『好意』抱く女性と腕を組んだからだけではなかった、

「(え!?…..柔らかい…..え?!)」

そうだ。多分、それは横○○であった。妻以外の女性のソレに触れたのは、結婚以来のことであった。触れたと云っても、腕にソレらしきものが少し、ほんの少し当った程度のことではあったが。

「(んぐっ!)」

その時、既に、股間に『異変』は生じていたのだ。

「ママ、もっとオジサンに近づいて」

iPhoneで撮影をしようとしている『ユキ』と呼ばれた少女が、母親に声を掛けた。



「こうかしら?」

母親は、素直に娘の言葉に従った。

「(んぐっ!んぐっ!)」

ああ、それはもう間違いなかった。横○○である。


(続く)


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