「(『珍念』もいたなあ。『白木みのる』は今、どうしているんだろう?『藤田まこと』は亡くなったし…)」
と、芸能界に疎いビエール・トンミー氏は、『白木みのる』がほんの2年前(2020年)に亡くなっていたことが、昨年(2022年)の7月に知られたことを知らず、『白木みのる』の小坊主姿を思い出していたが、ふと我に返り、友人エヴァンジェリスト氏へのiMessageを続けた。
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「ああ、いかん、いかん」
「どしたん?」
「アンタと話とると調子が狂うんや。『平参平』ちゅう奴のことなんか、どうでもええんや」
「『平参平』は知らんでも、『平幹二朗』は、知っとるじゃろ?」
「おお、『樅の木は残った』やな」
「『平幹二朗』は、『ハムレット』とか『マクベス』の役はしたことあるじゃろうが、『サンタクロース』の役をしたことはあったんかねえ?」
「また、惚けくさって。『モミの木』いうだけで、『クリスマス』→『サンタクロース』やなんて、無理矢理過ぎるで。『平幹二朗』が演じたんは、大河ドラマの『樅の木は残った』の仙台藩の『原田甲斐』や。『栗原小巻』も出とったでえ。『伊達騒動』の話やったと思うわ。悪役になってる『原田甲斐』が、実は藩を救う為に自ら悪役になったんや。最後のシーンは、刀に血をなすりつけて、『コレで藩は安泰や』と云いながら死んでいくシーンやった。但し、『伊達騒動』がどんなモンかは、忘れたで」
「アンタ、さすがの大河ドラマ博士じゃのお。いやの、『平幹二朗』は、広島市出身なんよ。じゃけえ、『広島幹二朗』になるんじゃろうねえ。『平幹二朗』は、やっぱり広島の府中市いうか、当時は、甲奴郡上下町に疎開しとったんじゃそうじゃが、『上下(じょうげ)幹二朗』じゃのうて、まあ、『広島幹二朗』でええんじゃろうねえ」
「また、ゴチャゴチャと…あんなあ、先ずはや、『平参平』やけど、コレ、どう読むんかしらんけど…」
「『たいら・さんぺい』よおね」
「あ、ほうかあ。それ、本名かいな?」
「うっ…本名は、『橘高文夫』じゃったあ、思う…」
「ほな、『平参平』は、『たいら』やあらへんいうことで、論外じゃし、『平幹二朗』も、『ひら・みきじろう』で、『たいら』やあらへんやないけ。2人共、『平氏』扱いできひんで」
「じゃったら、『平愛梨』は、『たいら・あいり』じゃけえ、『平氏』扱いできるじゃろ?」
「誰や、それ?」
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「(本当にくどい奴だ。『平愛梨』とかいうんは、どうせゲーノー人だろうが、ボクが知るはずもない。昔の女優、それも大河ドラマに出ていたような女優なら知ってはいるが)」
と、『平幹二朗』の話から『栗原小巻』を思い出していた。
「(美人だったなな。それに清楚だったし...)
(続く)
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