2017年9月13日水曜日

『変態』界の巨匠に訊く、『先生もパンツ頭巾ですか?それとも…..』【緊急インタビュー】



「世界の『変態』界の頂点にいらっしゃる巨匠にお伺いします。俗に『パンティ頭巾』と云われているこの写真、どう思われますか?」

『週刊ヘンタイ』のブロークン・レッグ編集長が、1枚の写真を見せながら訊いた。

「ムム?君は、どこかで会ったことはないか?」

ビエール・トンミー氏は、訝しげな表情で、質問に対して質問で返した。

「いえ。まあ、私の顔なんか、どこにでも転がっているようなものですので」
「いや、その辺に転がっている顔ではあるまいに」



『パンティ頭巾』は、女優の斉藤由貴の不倫相手の医師が、斉藤由貴の自宅でとった行動を撮影したものだそうです。こんなのは、『変態』界では日常茶飯な行為でしょうか?巨匠は、こんなこと、毎日されているのでしょうか。因みに医師はパンティを被ってフルーツを食べているんだそうです」
「『変態』界の巨匠と云われる私も『パンティ頭巾』は初めて知った。知って即座に、異常、恥さらし、異常性欲、倒錯妄想、社会悪、下着フェチ、親の顔を見て見たい、子供がどう思う、不健康、不健全、これでも医者か、社会的抹殺……….この写真を見て即座に思い浮かんだのがこれら言葉である」
「ということは、『パンティ頭巾』は、やはり、『変態』なのですね?」
「いや、これは『変態』とは云えぬ。『変態』は明るく、人に不快感を抱かせず、どこか「お天道様に申し訳無い」と思いながら、止むにまれぬ衝撃の発露でなくてはならないのだ」
「おおお!さすが、『変態』界の巨匠ですな」
「ところで、君は、『ブラジャー・ウーマン』を知っているかね?」
「はあ?なんですか、『ブラジャー・ウーマン』って」
「この写真を見よ」

と云うと、ビエール・トンミー氏は、1枚の写真をブロークン・レッグ編集長に見せた。

ブラジャーを頭巾のように頭に被り、上半身は裸、但し、胸にはハート型のニップレスのようなものを付けている。そして、下半身は、黒いタイツと云うか、黒いストッッキングといったものを履き、ピンクのパンティを履いている女性の写真であった。

「な、な、なんですか、これは!?これは『変態』だ!」
「これは、東京藝大で超有名な『ブラジャー・ウーマン』である。見よ!彼女の天真爛漫さ。この格好で藝大内を歩き回っており男にも女にも超人気で藝大を紹介した本にも採り上げられられ他のだ。彼女は悪の組織・ランドリー軍団と戦う正義のヒーローなんだそうだ。彼女のライバルである『Tバックウーマン』も出て来ているらしいぞ」
「なんですと、『Tバックウーマン』!そちらも見てみたい。いや、お会いしたい」

ブロークン・レッグ編集長は、マスコミ人である自身の立場を忘れた発言をしてしまっていた。

「アメコミの『デッドプール』をオマージュしているそうで、休みの日に二次元の世界から三次元に遊びに来ることがあり、そのときに藝大に現れるらしいのだ。彼女の天真爛漫な明るさと行動力、理論だったストーリー性を持った背景。彼女こそ、私が理想と認定する『変態』である。コソコソと彼女の下着を被る『パンティ頭巾』とは雲泥の差であるぞ。ハハハハハ!」
「さすがです。さすが、『変態』界の巨匠です!.......しかし、巨匠もこれはご存じないでしょう」

と云うと、ブロークン・レッグ編集長は、1枚の写真をビエール・トンミー氏に見せた。



「これこそが、『ブラジャー・ウーマン』をも、『Tバックウーマン』をも上回る『変態』の極地にある存在ではありませんか?」
「ウウウ…….」

ビエール・トンミー氏は、絶句した。

「巨匠、これは、『ネグリジェ巨匠』です。どこかで見たことありませんか、この『変態』?」
「ノーコメント、ノーコメントだ!事務所を通してくれ!」



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