1966年、スポーツ劣等生であったエヴァンジェリスト君が、50m走で「6.9秒」という記録を出し、それが、スポーツ万能のイダテン君と同タイムであったことに、広島市立皆実小学校6年生の子供たちは、戸惑ってしまった。
広島市立皆実小学校6年生の子どもたちは、見てはいけないものを見てしまったのである。
同年(1966年)10月2日(日)、広島市立皆実小学校の運動会の日、皆実小学校4年生のある女子児童も、見てはいけないものを見てしまったのであった……..
(参照:見てはいけないもの(その5)[M-Files No.1 ]の続き)
1966年10月2日、広島市立皆実小学校の児童たちは、体操服に白帽と赤帽とをかぶった者半々で、運動場に集っていた。運動会である。
運動場には、石灰で大きな楕円が描かれた。トラックである。その外側にも楕円が描かれ、更にその外には学校テントが幾つも建てられていた。
その日、『超マンモス校』の広島市立皆実小学校の運動場は、児童と先生と児童の家族たちで一杯であった。
『棒倒し』や『だるま運び』等の競技がどんどん執り行われた。
2200-2300人の児童が、各々、何競技か出場するので、競技運営は大変であったであろう。
そして、『事件』は、昼休みに、『そこ』で起きた。西に2つある校舎と校舎との間の小さな建物の中で起きた。
(続く)
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