<注意>
ビエール・トンミー先生のiMessageによるベンツの『クラス講座』は、ベンツの幾つかの『クラス』に対して、またそのオーナーに対して、辛辣過ぎる評価があるかもしれないが、決して、それらのベンツ、のオーナーを侮辱、差別をするものではない。
西洋美術史としてのビエール・トンミー先生の審美眼と、ハンカチ大学商学部卒の、しかも、SNCFの大家としてのビエール・トンミー先生のビジネス・センスとから、あくまで個人としての評価を述べるものである。
長年のベンツ・オーナーであるビエール・トンミー先生は、総ての『クラス』のベンツとそのオーナーを愛している。ベンツは、『評価』をするに値するクルマなのだ。『評価』をするに値しないモノについては、ビエール・トンミー先生は、言葉一つ吐くことはない。
[宇宙服着てスーパーに行くGクラス(続き2)]
「あんさん、ほんま、わざとらしーボケかましてくんなあ。『ゲレンデヴァーゲン』(Geländewagen )『ヴァーゲン』(Wagen )は、バーゲンセールのバーゲン(Bargain)やあらへん」
ビエール・トンミー先生は、ベンツの『Gクラス』の『G』の語源の説明に対して、ボケで返してくる生徒エヴァンジェリスト氏に対して、呆れながらも、iMessageで説明を続ける。
「バーゲンセールのバーゲン(Bargain)は、元々はフランス語から来てんねんで。古いフランス語に『Bargaignier』ちゅうのがあんのやて。あんさん、中世フランス語も勉強したんやから知っっとるやろ?」
「先生、今急いで『Bargain』の語源調べましたね?」
「何、云うてんねん。ワテは、『SNCF』の大家やで。あんさんこそ、中世フランス語のことには触れて欲しゅうないんやろ。あの娘のことを思い出すさかいにな」
「へ…?何のことでしょう?」
「大学の同期であんさんが惚れてたあの娘や。4年生になるときに、フランスに留学したさかい、卒業はあんさんより一年後になって、修士課程に入ったあんさんは、その娘に中世フランス語を教えてやったんやろが」
「ところで、『ヴァーゲン』(Wagen )は、バーゲンセールのバーゲン(Bargain)でないとしたら、何なんですか?」
「何が、ところでや。誤魔化すんかいな。まあ、ええやろ。あんさん、フォルクスワーゲン(Volkswagen)知っとるやろ?」
「ああ、先生が、私の上井草の(正確には、下石神井の)下宿にいらした時に、近くの道の角を曲がれなかったあのクルマですね。Blog『プロの旅人』の『【曲がったことが嫌いな男】石原プロに入らない?入れない?』に書いてありました」
「書いてありましたも何も、あんさん当事者やから知っとるやろが。それに、そのことはどうでもええんや。『フォルクスワーゲン』(Volkswagen)の『ワーゲン』(Wagen)は、クルマなんや」
「ああ、そうなんですか。じゃ、『フォルクスワーゲン』って、元々は、ステーキやハンバーグを売るキッチンカーだったんですか?」
「ほらほら、また来たで。あんさんのボケに付合うんは、疲れるで。せやけど、レストランの『フォルクス』(Volks)のことやな。あの店名の由来も、、『フォルクスワーゲン』(Volkswagen)と同じなんや」
「え?レストランの『フォルクス』は、『フォルクスワーゲン』社が経営してたんですか?」
(続く)
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