2021年4月19日月曜日

【ビエール先生の『クラス』講座】Eクラスな男・NGクラスな男[その63]

 


<注意>

ビエール・トンミー先生のiMessageによるベンツの『クラス講座』は、ベンツの幾つかの『クラス』に対して、またそのオーナーに対して、辛辣過ぎる評価があるかもしれないが、決して、それらのベンツ、のオーナーを侮辱、差別をするものではない。


西洋美術史としてのビエール・トンミー先生の審美眼と、ハンカチ大学商学部卒の、しかも、SNCFの大家としてのビエール・トンミー先生のビジネス・センスとから、あくまで個人としての評価を述べるものである。


長年のベンツ・オーナーであるビエール・トンミー先生は、総ての『クラス』のベンツとそのオーナーを愛している。ベンツは、『評価』をするに値するクルマなのだ。『評価』をするに値しないモノについては、ビエール・トンミー先生は、言葉一つ吐くことはない。



[トランクを忘れた寅さんなAクラス・Bクラス(続き9)]



「は?は?はあ?『エルクテスト』?」


生徒エヴァンジェリスト氏は、iMessageで首を捻った。ビエール・トンミー先生は、ベンツの『Aクラス』に関して衝撃を受けたのは『エルクテスト』であったと、エヴァンジェリスト氏に告げたのだった。


「ああ、『エルクテスト』はな、鹿との衝突を想定した急ハンドルテストなんや」

「鹿とぶつかっても超人ハルクのように頑丈でいられるか、というテストですか?」

「なんや、小田急ハルクやて?」

「先生までボケかまされるんですね。緑色の超人、ハルクですよ」





「ほほー、ハルクって、志垣太郎のことかいな」

「おおー!先生、緑と云えば志垣太郎だということをご存じなんですね!」

「別にご存じになりとうはなかったんやが、あんさんのクダランBlogを読まされとるさかいな」



(参照:スーツは緑!【スターの資質】



「いえ、あれは、『プロの旅人』氏が書いたものですし、残念ながら、志垣太郎は超人ハルクではありません。また、ハルク・ホーガンは、超人ハルクにあやかって『ハルク』をリングネームとしていますが、超人ハルクではありません」

「ハルク・コーガンは知らんが、また、プロレス・ネタかいな。オゲレツやのうても、何の話でも、無理矢理、自分の世界に引っ張り込みよるなあ」

「オゲレツなのは、ハルク・『コーガン』なんて、先生の方ではありませんか」

「『フォリ・ア・ドゥ』な感じやな」

「『Folie à deux』をご存じとは、さすがフラン人女性とも『ふか~い』お付合いをお持ちの先生です」

「もうその『ふか~い』お付合いはやめえや。それには、砲丸か睾丸か知らんが、誰も『ハルク』なんか云うてへんで。『エルク』や」



(続く)



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