<注意>
ビエール・トンミー先生のiMessageによるベンツの『クラス講座』は、ベンツの幾つかの『クラス』に対して、またそのオーナーに対して、辛辣過ぎる評価があるかもしれないが、決して、それらのベンツ、のオーナーを侮辱、差別をするものではない。
西洋美術史としてのビエール・トンミー先生の審美眼と、ハンカチ大学商学部卒の、しかも、SNCFの大家としてのビエール・トンミー先生のビジネス・センスとから、あくまで個人としての評価を述べるものである。
長年のベンツ・オーナーであるビエール・トンミー先生は、総ての『クラス』のベンツとそのオーナーを愛している。ベンツは、『評価』をするに値するクルマなのだ。『評価』をするに値しないモノについては、ビエール・トンミー先生は、言葉一つ吐くことはない。
[宇宙服着てスーパーに行くGクラス(続き3)]
「『Volks』は、ドイツ語で、人々とか国民の、とか庶民の、とかいう意味やねん」
ビエール・トンミー先生は、ベンツの『Gクラス』の『G』の語源の説明にあたって、『フォルクスワーゲン』(Volkswagen)の『ワーゲン』(Wagen)の意味に続けて、『『Volks』の意味を、生徒エヴァンジェリスト氏にiMessageで教える。
「ああ、それも、あの『ふか~い』お付合いをされていたメルセデスさんから教わったんですね」
「あんさん、ホンマくどいなあ。メルセデスはんとは、お付合いはあらへん。ええか、『Volks』は、人々とか国民のとかいう意味で、『ヴァーゲン』(Wagen )は『クルマ』やさかい、『フォルクスワーゲン』(Volkswagen)は、『国民車』云うか、『庶民のクルマ』ちゅうことやな」
「メルセデスさんとのピロー・トーキングのお陰ですな」
「五月蝿いで。ええか聞きい。せやから、レストランの『フォルクス』(Volks)も、『庶民の為の』ちゅう意味が込められてんのや。『フォルクス』のHPにも書いてあるで。『サラリーマン家庭でも手軽にステーキが食べられるレストランを』ちゅう創業時の理念が込められているんやて」
「おお!理念ですか!それは素晴らしい!どんな仕事でも『理念』が必要です」
「あんさんは、再雇用満了まで勤めていた会社でのHPでのインタビューでも『思想と理念を持て』と云うとったなあ」
「そうです。ビジネスは、ただ儲ければいいというものではありません。それぞれのビジネスが存在するのは、社会的意義があるはずなんです。それを意識した商品、サービスの方が、お客様の信頼を得るんです。結果として、社会的意義を考え、思想と理念を持って臨んだ仕事の方が、儲けももたらすことになるんです」
「おいおい、なんや、エエこと云うやないけ。いつも『んぐっ!』ばっかし云うとるアンタらしゅうないで。でも、そやねんで『Gクラス』も」
「は?」
(続く)
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