2023年6月6日火曜日

チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その145)

 


「(いや、アイツが知るはずはない。それに、何もなかったんだ、彼女とは…)」


と、ビエール・トンミー氏が、仕事の関係で出会った『リー・チンリン』に似た台湾女性のことを思い出していると、友人のエヴァンジェリスト氏から、戯けたiMessageが入った。



====================================


「あ、間違うた。台湾の女性じゃのうて、香港の女性じゃね」

「はあ?」

「『オッカーノウーエ』じゃね」

「また、それかいな。『アグネス』は確かに、若い頃、お気に入りやったが、彼女ともな~んもあらへんかったんや」

「彼女とも?」

「うっ…言葉の綾や。アンサン、そないにして、話をあっちゃこっちゃ持って行くんやな」

「お!そうじゃ!『行』は、『い』とも読むんじゃないん?」

「ああ、まだあったな。せや、『行った』の『い』や」

『行く!行く!行く!』を忘れんでや」




「オゲレツは、どっかに行てまえ!ええか、次の例や。


『ニ』

小学二年生の二郎は学級で二人目の転校生だ。


まだあるで。


『日』

今年の元日は日曜日だった。


まだまだあるで。


『大』

大介は大切な物を大きな風呂敷に包んだ。


な、ワテら日本人は、意識せんでも同じ漢字を場合によって読みわけとるんや」

「『三』でもいけるで。


『三國連太郎』が才能を評価した『敬三』は、三番目の男の子じゃったけえ、『敬三』いう名前になったんじゃろうか?


どうねえ?」

「はあ?」


====================================



「(まあ、確かに、アイツが云うように、『三』も色々な読みがあるが、なんで『三國連太郎』を持ち出してくんのやろ?)」


と、ビエール・トンミー氏は、凄みのある俳優、というか、『怪優』とも云うべき俳優の顔を思い浮かべた。



(続く)






0 件のコメント:

コメントを投稿