2023年11月2日木曜日

チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その294)

 


「(要するに、『アコム』の『むじんくん』ではないが、『無人』の店舗展開をする銀行のことなのか?いやいや、最近、銀行は、どんどん利用者の利便性を損なうように対人対応をなくしていってはいるが、完全に『無人』な店舗ってないと思う。それに、アイツが云っているのは、昔のことだろう。昔に、『太陽銀行』という銀行があった、と云ったぞ。どういうことだ?)」


と、ビエール・トンミー氏が、自身の頭の中でまさに堂々巡りな思考をしていると、アイツこと友人のエヴァンジェリスト氏から、見慣れぬ文字のiMessageが入った。



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「『無尽』じゃけえね」

「は?『無尽』?」

「『タノモシ』よおねえ」

「は?は?ははあ?」

「止めてえや。アンタあ、ワシに平伏すことあらせんけえ」

「アンサン、意味不明の何乗してくんねん?」

「アンタこそ、意味不明なこと、しんさんなや。ワシ、大名みたいにエラいもんじゃないけえ、ワシに、『ははあ』云うて、平伏さんでもええじゃないねえ。ワシ、『頼母子』のこと、云うただけじゃけえ」



「『頼母子』?またまた意味不明やで」

「ああ、『頼母子』は、『タノモシ』よおねえ。知らんのん?『頼母子講』(タノモシコウ)とも云うし、ただ『講』とも云うんよ」

「『タノモシ』が『頼母子』なんやったら、最初から漢字で書いてこんかい!漢字で書いてきても意味不明やけどな」

「ああ、すまん、すまん。変換ミスで『タノモシ』になったんじゃ」

「態とらしいでえ。アンサン、確信犯や。誤魔化されへんで。でも、『頼母子』て何や?『鬼子母神』みたいなもんなんか?」

「おお!アンサン、『オソレイリヤ』じゃねえ」

「あああ、アンサンと話しとると、ほんま頭痛うなるで。何や今度は、イタリアかいな?」


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「(あああ、いや、違う。イタリア語なんかじゃないだろうに)」


と、ビエール・トンミー氏は、本当に頭痛を感じ、iPhone14 Proを持たぬ左手で拳を作り、自らの左側頭部に捩じ込むようにした。


(続く)






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