2023年11月16日木曜日

チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その308)

 


「(『ジョー』という男は、神主の息子だったんだろうか?)」


と、ビエール・トンミー氏が、興味もない『ジョー』という男の神社に関係ある幼名『七五三太』に囚われてしまっていると、友人のエヴァンジェリスト氏から、ダジャレのような説明のiMessageが入った。



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「アンタあ、怒りんさんなよ。『ジョー』さんの幼名を『七五三太』にしたんは、『ジョー』さんのお爺さんなんじゃと。『ジョー』さんが生れる前、それまでは生れる子どもが女の子ばかり4人で、『ジョー』さんで、ようよう男の子が生れたけえ、お爺さんが、『しめた!』と云うたけえじゃ、とも云われとるんよ」

「くだらんダジャレで、孫の名前つけるイカレタ爺さんやな。アンタ並やで」

「アンタあ、このお爺さんのことも知っとって、『幣』(へい)のことで、『へい、そうでっか』と、アンタもダジャレ云うてみたんじゃないん?」

「アホか。ワテは、そないなことせんがな」

「ほうねえ。アンタあ、『七五三太』のことで『サンタ』のことも云い出す程、慧眼じゃけえ、『しめた!』のダジャレも知っとって、『ジョー』さんのお爺さんに、ダジャレで対抗したんかあ思うたんよ」

「『サンタ』が、慧眼なんか?」

「いや、『サンタ』は、普通、なんか年寄りな感じじゃけえ、老眼かもしれんで」



「真面目に答えなあかんで。日本語の曖昧さに引っ掛けて、ボケかましてくんやあらへんで。『サンタ』が慧眼なんか、と云うたんは、『サンタ』という人間が慧眼であるか、と問うたんやのうて、『サンタ』のことに言及したワテが慧眼なんか、いうことやないか」

「『サンタ』は、『セイジン』じゃろ?」

「なんや、『サンタ』のことへの言及が慧眼かどうか答えんで、また別のこと云い出しよって。それも、カタカナで、『セイジン』てどうとでもとれるような云い方、態とらしいで」


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「(アイツのことだ。どうせ、ボクが、『サンタ』のことを『性人』みたいに云うて貶めたらアカンで、とでも云うように仕向けるつもりだろう)」


と、ビエール・トンミー氏は、警戒しながらも既に、友人のエヴァンジェリスト氏の術中に嵌ってしまっていた。


(続く)






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