2024年2月12日月曜日

チョコガム問題【非ハーバード流屁理屈論】(その396)

 


「(え?...変身ロボじゃなく、女性行員が、ATMの横に立って、使い方を手取り足取り教えてくれるんだろうか?)」


と、ビエール・トンミー氏が、自らの股間に微かに生じた『変化』に驚きながらも、更に強い『変化』を生じさせるかもしれない妄想をしていると、友人のエヴァンジェリスト氏から、それを見透かしたかのようなiMessageが入った。



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「アンタあ、本当は、ATM変身ロボじゃのうて、ATMの画面に『AV』動画が流れるとでも思うとるんじゃないんじゃろうねえ?」

「な、な、な、な、なああに云うねん!

「図星じゃね。図星も図星、大当りで、星が3つ揃ったあいう感じじゃろう?」

「ちゃう、ちゃう、ちゃうでえ」

「あれ、今度は、『ちゃう』3つ揃うたでえ」

「あんなあ、何を『スロット』みたいなこと云うてんねん」

「そうなんよ。『スロット』なんよ」

「は?」

「『ATMスロットゲーム』があるんじゃと、『大垣共立銀行』のATMにゃあ」

「嘘やろ」

「『777』が出ると、時間外利用手数料が無料になるし、『GOLD』か『SUPER GOLD』3枚並ぶと現金1,000円貰えるらしいんよ」

「そんなアホな」

「『はずれ』でも、表示のあるお取引明細票(レシート)10枚集めたら、『サンクス』のポイントが500ポイントもらえるんじゃと」

「銀行が何やってんのや」

「ああ、そうかあ。アンタにとっちゃあ、1,000円とか『サンクス』のポイントの500ポイントなんかあ、端金じゃろうけえ、興味ないよのお。『内田有紀』の顔が3つ揃うたらあ、いうんじゃったら、エエんじゃろ?」



「え?!『内田有紀』はんが!」


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「(おお、おお、『内田有紀』の顔が出てくるATMがあるなら、用がなくても頻繁に『大垣共立銀行』とやらに行くぞ!どこに支店があるんだ?横浜にもあるんだろうか?)」


と、ビエール・トンミー氏は、眼の前で、『スロット』のようにぐるぐる回る『内田有紀』の顔に眼の回る思いがした。


(続く)






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