「(うーむ…『hisotory』なんだから、『歴史』上有名な人物で、『物語』られるような人物なんだろう。で、そんな『山本』って…あ!)」
と、ビエール・トンミー氏は、自らの胸に刺さった友人のエヴァンジェリスト氏の二の矢を、エイーッと抜き出し、勇んで、友人のエヴァンジェリスト氏へのiMessageを打ち始めた。
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「『五十六』や!」
「いや、ワシは69歳じゃけえ。今度の(2024年の)4月で、アンタに半年先駆けて70歳になるがのお」
「誰もアンサンの年齢なんか訊いてへん。『山本』はんや」
「『山本浩二』は今、77歳じゃし、『山本一義』は、78歳でなくなれとるしのお」
「もう、『山本浩二』はんのことも、『山本一義』はんのこともどうでもエエ。ワテが云う『山本』はんは、『history』な『山本』はんや」
「ああ…それは」
「せや、『山本五十六』はんや」
「え?あの『山本五十六』?あの連合艦隊司令長官の『山本五十六』のことなん?」
「そや、国葬までされた偉人や」
「いや、国葬されても(いや、国葬儀じゃったかのお?)、漢字もろくに読めんかったし、『お友達』を優遇する政策とったり、なんか知らんけど、『モリそば』とか『カケそば』が好きで、『桜』見るんも好きじゃったり、危ない宗教に加担したモンもおるで」
「アホンダラ、あないな男と『山本五十六』はんを一緒にするんやらへん!『山本五十六』はんは、まさに『history』なお人やろ。それに、広い意味での『広島』とも関係あるお人や」
「ええ?『山本五十六』は、『米百俵』の『長岡』の出身でえ」
「出身地のこと云うてんのやあらへん。アンサンもBlogで書いてんやんか」
「え?ワシ、何、書いたん?」
「まあ、アンサンが書くまでものう有名なことやけど、『山本五十六』はんは、『広島』の『江田島』の『海軍兵学校』の出身やろが。一般には『山本五十六』はん程、有名やあらへん、同じ『海軍兵学校』で同期で友人の『堀悌吉』のことをアンサンは書きたかったんやろけどな」
[参照:戦艦「大和」→山本五十六→堀悌吉→ミスター・シューベルト(その3)]
「ああ、それ書いたんは、『プロの旅人』氏じゃけえ」
「そないなオトボケはいらへん」
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「(『プロの旅人』は、普段はオゲレツ極まりないクダランBlogだが、たまに真面目なことを書いてくる油断ならないBlogだ)」
と、ビエール・トンミー氏は、iMessagaeの向こうにいる友人のエヴァンジェリスト氏の顔半分が、オチャラケ顔で、もう半分が、眉間に皺を寄せたニヒルな顔となるように見えた。
(続く)
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