「(『内田有紀』の顔がATMで3つ揃ったら、どうなんるんだ?『デート権』でも獲得できるんだろうか?)」
と、ビエール・トンミー氏が、腕を組んで歩く『内田有紀』が頭を自分の肩に凭せ掛けて来ることを妄想し、股間に微かながら『異変』が生じていることに気付かないでいると、友人のエヴァンジェリスト氏が二の矢を放ってきた。
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「『ATMルーレットゲーム』もあるんじゃけど、『ルーレットATM』で振込手数料が必要となる振込を利用する場合、『当たり』が出たら、現金1,000円もらえるんじゃけど、これも、アンタあ、不満じゃろ?」
「ああ、不満やで。大いに不満や」
「『ルーレット』の『ディーラー』云うん?それが、『内田有紀』じゃったら良かったん?」
「おお、エエで、エエで!」
「でも、『内田有紀』は、『ディーラー』に馴れとらんけえ、『ルーレット』の球と間違うて、アンタの『タマ』をギュっと握ってしまうかもしれんで』
「え!ワテの『タマ』を!?『内田有紀』はんが!?」
「嫌じゃろ?」
「いや、『内田有紀』はんなら仕方ないがなあ。ワテ、痛うても我慢するで」
「『痛うても』?アンタ、なんか勘違いしとる?アンタが持っとるかもしれん『オータニさん』のサインボールのことよ」
「アホンダラ!紛らわしい云い方やめれ!」
「『大垣共立銀行』のATMにゃあ、他にも、『ATMサイコロゲーム』とか『ATMスマートボールゲーム』なんかがあるみたいなんよ」
「もう、ATMのことはエエ。なんで、ワテ、アンサンから『大垣共立銀行』のATMのこと聞かされなあかんねん?」
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「(結局、アイツは、話をオゲレツに持っていくんだ)」
と、ビエール・トンミー氏は、変顔からヨダレを垂らすアイツこと友人のエヴァンジェリスト氏の様を想像し、口中で唾を吐いた。
(続く)
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